電話で確認できること、電話でも分からないこと
ホールに電話で問い合わせるとき、答えが返ってくる種類の質問と、そもそも答えようのない質問があります。線引きを知っておくと、聞くほうも聞かれるほうも無駄がありません。
掲載情報を見ても分からないことがあったとき、最後の手段として残っているのが電話です。ただし電話をすれば何でも分かるわけではありません。質問の種類によっては、相手が答えようのないこともあります。
この記事では、答えが返ってくる質問とそもそも答えようのない質問を分けて整理します。線引きが分かっていると、聞くほうも短く済み、相手の時間も使わずに済みます。
答えが出る質問は「事実」を聞くもの
電話で確実に答えが返ってくるのは、店側がすでに決めている事実についての質問です。営業時間、定休日、その日の営業の有無、設備の有無――こうした項目は、店の側に答えが存在します。
これらは掲載されていることも多いのですが、掲載が見つからない場合や、表記が何を指しているのか判断できない場合に、電話が役に立ちます。「書かれていないから分からない」を「聞けば分かる」に変えられるのがこの種類です。
| 質問 | なぜ答えが出るか |
|---|---|
| 本日は営業していますか | その日の運営が決まっている |
| 遊技は何時までできますか | 締切が設定されている |
| 定休日はありますか | あらかじめ決まっている |
| 喫煙できる場所はありますか | 設備として存在するかどうか |
聞き方で答えがずれることがある
同じことを聞いているつもりでも、言い方によって返ってくる答えが変わります。代表的なのが「何時までやっていますか」で、これは閉店時刻で返ってくることがあります。
知りたいのが遊技の締切なら、「遊技は何時までできますか」と、遊技という語を入れて尋ねます。二つの時刻が別物であることは「遊技終了」と「閉店」にまとめました。ここを曖昧にしたまま聞くと、十数分ずれた答えを持ち帰ることになります。
答えようのない質問
一方で、相手が答えようのない質問があります。答えを出し渋っているのではなく、答えが存在しない種類のものです。
| 質問 | なぜ答えが出ないか |
|---|---|
| 今日は出ていますか | 結果は事前に決まっていない |
| どの台がおすすめですか | 客観的な基準が存在しない |
| 何時ごろ空きますか | その日の来店状況による |
| 勝てますか | 答えようがない |
これらを尋ねても、返ってくるのは一般的な説明か、答えられないという返事です。相手が不親切なのではなく、質問の形が成立していないと考えるのが正確です。
「出ている」「調子がいい」といった言い方が何を指しているのかという話は「波」「流れ」「勝てる台」にまとめました。言葉としてはよく使われますが、確認できる事実を指していません。
設置機種の確認には限界がある
「この台は置いてありますか」という質問は、答えが出る側と出ない側のちょうど境目にあります。あるかないかは答えられても、それ以上は難しいという形です。
台数、設置場所、いつまで置いてあるか――このあたりは、その時点では決まっていなかったり、変わる前提だったりします。電話で聞いた内容を、行く日まで有効な情報として扱うのは無理があります。
機種の情報がどこから出てくるのかという全体像は新台情報はどこから出てくるのかにまとめました。店への問い合わせは、その流れの中では最後のほうに位置します。
答えが「分かりません」で返ってきたとき
事実を聞いたつもりでも、「分かりかねます」と返ってくることがあります。このとき、聞き方が悪かったのだと考えて質問を変える人が多いのですが、その場で答えられる人が出ていないだけということもあります。
大事なのは、返ってきた答えをそのまま事実として扱わないことです。「分からない」は「ない」ではありません。設備の有無を聞いて分からないと返ってきた場合、設備がないと結論づけるのは行きすぎです。
確認が取れなかった項目は、比較表でいえば空欄のままにしておく扱いになります。埋めないまま残すことで、未確認であるという事実そのものが情報として残ります。
聞く順番を決めておく
電話をかける前に、聞きたいことを並べておくと短く済みます。思いついた順に尋ねると、肝心なことを聞き忘れたまま切ることになります。
- その日に営業しているか。
- 遊技の終了時刻はいつか。
- 掲載で分からなかった項目を一つか二つ。
一番目で答えが「休みです」であれば、そこで終わりです。結果が後続の質問を不要にする項目を先に置くのが、順番を決めるときの原則です。
混んでいる時間帯は避ける
電話の相手は、その場で働いている人です。来店客が多い時間帯にかければ、応対に時間がかかるのは当然で、こちらの質問も中途半端になります。
急ぎでなければ、開店直後や混雑が落ち着いていそうな時間を選ぶほうが、結果として正確な答えが得られます。これは礼儀の問題というより、情報の確かさの問題です。慌ただしい中での返答は、記憶違いや言い間違いが混ざりやすくなります。
聞いた内容をどう控えるか
電話で得た内容は、掲載情報と違ってあとから見返せません。その場で控えておかないと、記憶だけが残ります。
控えるときは、聞いた日付をいっしょに書いておきます。営業時間のように変わりうる情報は、いつ時点かが分からないと次に使えません。この考え方は情報の更新日をどう見るかで扱ったとおりです。
複数の店に問い合わせる場合は、公式情報だけで店を比べるで作った表の空欄を埋める形にすると、どこを聞いたのかが残ります。
電話をかける前にできること
電話は確実ですが、相手の時間を使います。掲載情報で分かることを聞くのは、お互いにとって無駄です。
かける前に、その店舗の案内をもう一度見るだけで、質問の数は減ります。残った項目だけを聞けば、通話は短くて済みます。定休日と臨時休業で扱ったとおり、直前にもう一度見るという手順は、そのまま電話の前の手順としても使えます。
問い合わせる項目が存在しない形としては、オンラインの機種一覧から直接選ぶという方法があります。営業の確認という手順が入りません。
確認そのものが要らない遊び方
ここまでの手順は、出かけるからこそ必要になるものです。営業しているか、何時までか、どう行くか――移動が前提にあるから確認が要ります。
オンラインで遊ぶ場合、この種類の確認は発生しません。かわりに通信や端末の確認が出てきます。オンラインとホールで整理したとおり、確認すべきことの種類が入れ替わるという関係です。
まとめ
電話で答えが出るのは店側がすでに決めている事実についての質問で、結果や評価を尋ねる質問には答えがありません。聞く前に掲載情報を見直し、残った項目だけを順番に聞くのが、いちばん短く済む形です。
次に問い合わせる前に、聞きたいことを三つ書き出してみて、そのうちいくつが「事実を聞く質問」になっているかを確かめてみてください。事実でないものが混ざっていたら、それは電話では解決しない項目です。
