機種名の末尾表記|VER・設定付・LT・略号はそれぞれ何を示すのか
機種名の末尾には VER や 設定付、アルファベットの略号が付きます。それぞれ性質が違い、意味を追える表記と追えない表記があります。読み分け方を整理しました。
機種名の末尾には、さまざまな表記が付きます。VER、設定付、LT、そして意味の分からないアルファベットの略号。
これらは見た目が似ていますが、性質が違います。この記事では4種類に分けて整理します。
先に結論
| 種類 | 示すもの | 意味を追えるか |
|---|---|---|
| VER・版名 | 同じ台の版違い | 追える |
| 設定付 | 仕組みの有無 | 追える |
| LT など | 搭載された仕組みの名前 | 追える |
| K12・RS などの略号 | 仕様の区分 | 追えない |
最後の1種類だけが性質が違います。意味が公開されていないことが多く、推測しても確かめられません。
1. VER・版名
バージョンの略です。同じ台に複数の版があることを示します。色名が付く場合、作品内の用語が付く場合、数字が付く場合があります。
実例としては「超韋駄天 BLACK」の BLACK がこれにあたります。版によって何が変わるかは機種ごとの仕様であり、当サイトでは扱っていません。
2. 設定付
設定という仕組みが搭載されていることを示します。書かれているのは、搭載されていない台のほうが多いからです。
詳しくは設定付パチンコとは何かにまとめています。有利さを示す表記ではありません。
3. 仕組みの名前
LT(ラッキートリガー)のように、搭載された仕組みに付いた呼び名が末尾に来ることがあります。
略されることもあれば、このすばの台のように略さず書かれることもあります。同じものを指していても表記が統一されていません。詳しくは「ラッキートリガー」とは何かをご覧ください。
4. 意味の公開されていない略号
K12、RS、M-K1、FHX。これらの意味は一般に公開されていません。
当サイトでは推測していません。公表されていない情報を推測で埋めると、確かめられない記述が生まれるからです。数字や記号の扱いに関する考え方は演出と信頼度の考え方にまとめています。
それでも困りません
識別子としては機能します。意味が分からなくても、その文字列があることで台を特定できます。意味を知る必要と、台を見つける必要は別のものです。
数字が末尾に来る場合
数字には2種類あります。シリーズの通し番号と、仕様の区分です。
- 作品名の直後にある小さな数字 — 通し番号であることが多い。
- 作品名と離れた3桁程度の数字 — 仕様の区分であることが多い。
ただし例外もあります。確実には公式情報での確認が必要です。実例は「129 LT VER」の読み方をご覧ください。
複数の表記が重なる場合
「129 LT VER」のように、仕様区分と仕組み名と版表記が連続することがあります。
このとき、どこが区切りか分かりにくくなります。手がかりは文字種の変化です。数字からアルファベットへ、アルファベットから漢字へ。切れ目はたいていそこにあります。
検索で省いてよい表記
- 先頭の記号(P、E、CR、PA) — 省いて構いません。
- ブランド表記(FEVERなど) — 省いたほうが見つかることがあります。
- 末尾の略号 — 候補が多いときだけ使います。
作品名と番号があれば、たいていは特定できます。表記ゆれへの対処は機種名で検索しても出てこないときの探し方にまとめています。
カードで確認するのが確実
末尾表記は細かく、記憶に残りません。一覧のカード画像から正確な文字列を写すのがもっとも確実です。読み取れる範囲は機種カードから読み取れることにまとめています。
末尾表記が増えてきた背景
機種名が長くなっているのは、区別すべき対象が増えたからです。同じ作品で複数の台があり、同じ台で複数の版があり、そこへ仕組みの有無が加わります。
ひとつひとつの表記には理由があります。結果として全体が読みにくくなっているという構造で、どれか一つが悪いわけではありません。
口頭で伝えるときの優先順位
- 作品名 — これがなければ始まりません。
- 番号または副題 — 同じ作品の台を区別します。
- 末尾表記 — 相手が探す段階で必要になります。
記号とブランド表記は口頭では省いてよい部分です。伝わらないうえ、相手の検索にも寄与しません。
記事を読むときの手がかり
末尾表記は、記事がいつ頃書かれたかの手がかりにもなります。LTのような比較的新しい仕組みの名前が出てくれば、ある程度新しい記事だと推測できます。
前提の鮮度を測る作業については古い攻略情報を読むときの注意にまとめています。
覚える必要はありません
末尾表記を暗記する意味はほとんどありません。4種類に分類できることだけ知っていれば足ります。
実際に必要になるのは、台を探すときに正確な文字列を写す場面だけです。カードから写せば済みます。
分類を知っていれば迷いません
見慣れない末尾表記に出会っても、4種類のどれかに当てはめれば扱いが決まります。意味を追うか、識別子として使うか。
判断がつけば、それ以上調べる必要はありません。追えないものを追わないという判断ができること自体が、この分類の実用的な価値です。
表記は今後も増えます
新しい仕組みが登場すれば、それを示す表記も増えます。現時点の一覧を覚えても、いずれ足りなくなります。
だからこそ分類で捉えるほうが有効です。新しい表記に出会っても、4種類のどれかに当てはめれば扱いが決まります。
並び順にも傾向があります
末尾表記が複数続く場合、仕様区分 → 仕組み名 → 版表記の順になることが多くあります。例外はありますが、切れ目を探す手がかりにはなります。
文字種の変化と組み合わせれば、初見の機種名でもおおむね分解できます。
末尾表記は実物を見るのが早道です。オンラインパチンコの機種一覧を眺めて、どの台にどんな表記が付いているかを見比べてみてください。
編集部の見方
末尾表記は、作り手の都合が読み手に転嫁されている部分だと考えています。型式を区別する必要は理解できますが、意味の説明がないまま名前に現れるのは親切とは言えません。
実務的な結論としては、4種類に分けて、追える3つだけ理解し、残りは識別子として扱う。これで困ることはまずありません。
よくある質問
略号の意味はどこで分かりますか
一般には公開されていないことが多くあります。当サイトでは推測していません。
VERが付いていると新しいですか
版違いを示すだけで、新旧を示すものではありません。
末尾表記は検索に必要ですか
候補が多いときだけ必要です。作品名と番号で絞れることが多くあります。
まとめ
末尾表記は版・仕組みの有無・仕組みの名前・意味不明の略号の4種類です。最後の1つだけ性質が違い、意味を追う価値はありません。
