パチンコの基本の仕組み|玉が「ヘソ」に入ってから大当りまで
画面が何を表示しているのか分からないまま打ち始めると、演出を眺めるだけになります。玉がどこに入ると何が起きるのか、抽選から大当り、そのあとの状態までを一本の流れとして整理しました。
パチンコの画面は、常に何かを知らせています。ただ、どの表示がどの段階のものなのかを知らないうちは、光っているものを眺めているだけになりがちです。この記事では、玉がどこに入ると何が始まり、次に何が起きるのかを、一本の流れとしてつなげて説明します。用語そのものの一覧は画面に出てくるパチンコ用語にまとめてあります。
結論から:抽選のきっかけは1か所だけです
パチンコで抽選が始まる場所は、台の中央下にある入賞口です。サミーの公式解説では「ヘソ(スタートチャッカー)」と呼ばれ、「パチンコ台の中央下部にある、穴で玉がそこ入るとデジタル表示が回転して抽選が始まる」と説明されています。
つまり、盤面のどこに玉が飛んでいても、ヘソに入らないかぎり抽選は始まりません。画面の数字が回り出したときは、その直前に玉がヘソへ入っています。ここが分かるだけで、画面の動きと手元の操作が初めて結びつきます。
抽選が始まってから結果が出るまで
ヘソに入ったあとの流れは、おおよそ次の順に進みます。
- 保留…次に抽選される順番待ちの状態です。公式解説では「スタートチャッカーに玉が入ったあと、抽選を待っている状態」とされ、最大4つまで貯まります。画面の端に丸いマークが並んでいれば、それが保留です。
- デジタル表示の回転…順番が来ると数字や絵柄が回り始めます。
- リーチ…「デジタル表示の数字が揃うかどうかを演出する仕組み」です。揃いかけている状態を見せている段階で、結果そのものではありません。
- 大当り…揃えば大当りです。公式解説では「リーチ演出が成功すると大当りになって、たくさんの出玉が獲得できるチャンス」と書かれています。
保留が貯まっているあいだは、次の抽選が確実に控えているということです。逆に保留がゼロなら、ヘソに玉が入るまで何も始まりません。画面の端のマークを見る習慣がつくと、いま台がどの状態なのかが分かるようになります。
大当りしたあと、打つ場所が変わります
大当りすると、玉を入れる目標が変わります。公式解説によれば、液晶に「右を狙って」といった表示が出たら、ハンドルを右いっぱいにひねってアタッカーという大きな入賞口を狙います。出玉はここで獲得します。
この「打つ場所の切り替え」は、初めてだと見落としやすい場面です。画面の指示どおりに操作するだけなので難しくはありませんが、指示が出ていることに気づかないと出玉を取り逃します。大当り中は画面の文字を読む、と決めておくと確実です。
大当りのあとに続く「有利な状態」
大当りが終わると、多くの機種でそのまま通常に戻らず、しばらく別の状態に入ります。公式解説では次の2つが挙げられています。
- 確変(確率変動)…「大当りの後に発生する"当りやすい状態"」です。
- 時短(時間短縮変動)…確変に入らなかった場合に発生することが多い状態で、電サポによって回転数がサポートされます。
ここで出てくる電サポ(電動チューリップサポート)は、「玉が入ることで演出や抽選が始まる場所に玉が入りやすくなるようサポート」する仕組みです。要するに、ヘソまわりに玉が入りやすくなるということです。抽選のきっかけが増えるので、同じだけ打っても抽選の回数が変わります。
どちらの状態にどれくらい入るかは機種ごとの設計で決まります。この記事でも、当サイトのほかの記事でも、その数値は扱いません。数値を見ずに「いまは通常か、有利な状態か」を画面から判断できれば、遊ぶうえでは足ります。
オンラインで遊ぶ場合、どこまで同じか
ここまでの仕組みは、台そのものの話です。オンラインで遊ぶ場合も、ヘソ、保留、リーチ、大当り、アタッカー、確変・時短という流れは変わりません。変わるのは玉の扱い方と操作方法で、画面の見方や設定については操作ガイドにまとめてあります。
ホール向けの解説には、玉を借りる手順や、出玉を計数する話が必ず出てきます。オンラインで遊ぶ場合、その部分はそのままでは当てはまりません。仕組みの説明を読むときは、台の中の話なのか、ホールの運用の話なのかを分けて読むと混乱が減ります。
「回っている」と「当たっている」は別です
初めての方がいちばん誤解しやすいのが、この区別です。デジタルが回っている状態は抽選の結果を表示している最中であって、抽選そのものはヘソに入った時点で行われています。回転が長く続いたからといって、結果がその間に変化しているわけではありません。
これは演出の受け取り方にも関わります。長い演出は「結果を丁寧に見せている」だけで、途中で内容が変わることはありません。そう理解しておくと、演出中に一喜一憂して疲れることが減ります。
1回転あたりに起きていることを並べ直すと
ここまでの内容を、玉1個の動きとして並べると次のようになります。
- ハンドルをひねって玉を打ち出す。
- 玉が盤面を落ちていく。ほとんどの玉はヘソに入りません。
- ヘソに入った玉だけが抽選を発生させ、保留に加わる。
- 順番が来るとデジタルが回り、結果が表示される。
- 大当りならアタッカーへ、外れなら次の保留へ。
「打った玉の大半は何も起こさない」という点は、最初に知っておくと納得しやすい部分です。盤面を落ちていく玉を見て何も起きないのは、故障でも操作ミスでもありません。
ここまでの流れを実際の画面で確かめたい場合は、オンラインパチンコの機種一覧から1台開いて、保留の表示がどこにあるかだけ見てみてください。文章で読むより一度見たほうが早い部分です。
編集部の見方
初めての方に一つだけ勧めるとすれば、「保留の数を見る」ことです。保留はいま台がどれだけの抽選を抱えているかを直接示していて、演出のような解釈の余地がありません。ここを見るようになると、画面が何を言っているのかが少しずつ読めるようになります。
逆に、最初から演出の種類を覚えようとすると、機種ごとに違うので終わりがありません。演出の読み方は演出とリーチの読み方で、分類の考え方から整理しています。
よくある質問
ヘソ以外の入賞口に入っても意味はありませんか
抽選は始まりません。ただし機種によっては、玉が戻ってくる入賞口や、大当り中のアタッカーなど、別の役割を持つ入賞口があります。
保留が4つ貯まっているときに打ち続けるとどうなりますか
それ以上は貯まりません。上限は4つと公式解説に書かれています。
リーチになれば大当りですか
いいえ。リーチは「揃うかどうかを演出する仕組み」で、結果が確定した表示ではありません。
確変と時短は何が違いますか
確変は当りやすい状態、時短は回転数がサポートされる状態、と公式解説では説明されています。どちらも大当り後に入る可能性がある状態です。
パチスロも同じ仕組みですか
いいえ、別の仕組みです。パチスロの基本の仕組みで分けて説明しています。
まとめ
- 抽選が始まるのはヘソに玉が入ったときだけです。
- 保留は順番待ちで、最大4つ。画面の端で確認できます。
- 大当り中は打つ場所が変わります。画面の指示を読んでください。
- 大当り後は確変や時短に入ることがあり、電サポで抽選の機会が変わります。
数値を知らなくても、いま何が起きているかは画面から読めます。用語そのものが分からなくなったときは用語の記事に戻ってください。
パチンコ・パチスロは18歳になってから。適度に楽しむ遊びです。のめり込みには注意しましょう。