AT・ART・ボーナスの違い|パチスロで出玉が増える3つの形
パチスロで出玉が増える区間には、ボーナス・AT・ARTという呼び分けがあります。終わり方の決まり方と、プレイヤーがすることの違いという2点で整理すると、機種紹介文の意味が読めるようになります。
パチスロで出玉が増えるのは、特定の区間に入っているあいだです。その区間にはボーナス・AT・ARTという呼び分けがあります。違いは2つの点に集約されます。終わり方がどう決まるかと、プレイヤーが何をするかです。
この記事では機種ごとの数値に触れません。増える枚数や継続率は機種の仕様であり、ここで一般化できる情報ではないためです。扱うのは言葉が指している仕組みの違いです。
先に結論:終わり方で分かれます
| 区間 | 終わり方 | プレイヤーがすること |
|---|---|---|
| ボーナス | 規定の枚数に達したら終了 | 基本は回すだけ |
| AT | 規定のゲーム数や上乗せ次第 | 押し順ナビに従う |
| ART | 同上 | 押し順ナビに従う |
ボーナスだけが枚数で終わります。ATとARTはゲーム数で区切られ、延長されることもあります。「あと何枚」で終わるのがボーナス、「あと何ゲーム」で終わるのがAT系という整理が、いちばん実用的です。
ボーナス|昔からある仕組み
ボーナスは、特定の図柄が揃うと始まる出玉区間です。始まると毎ゲーム決まった枚数が払い出され、あらかじめ決められた総枚数に達したところで自動的に終わります。
終わりが枚数で決まっているため、始まった時点でおおよその獲得量が分かります。結果が読みやすいのがボーナスの特徴です。パチスロのもっとも古くからある仕組みで、現在の機種にも搭載されています。
AT|押し順を教えてくれる区間
ATはアシストタイムの略です。この区間に入ると、リールを止める順番が画面に表示されます。表示のとおりに押すと出玉につながる役が成立し、枚数が増えていきます。
重要なのは、指示に従うだけで成立するという点です。目押しの技術は必要ありません。表示された順番どおりに左から右へ、あるいは指定された順で押すだけです。押し順表示の読み方は押し順ナビの読み方で詳しく扱っています。
終わり方はゲーム数で決まります
ATは「50ゲーム」のようにゲーム数が決められて始まります。消化するうちに上乗せが発生し、ゲーム数が増えることもあります。そのため始まった時点では最終的な獲得量が分かりません。ボーナスとの性格の違いはここにあります。
ART|ATにリプレイの要素が加わったもの
ARTはアシストリプレイタイムの略です。ATと同じく押し順が表示されますが、リプレイという役の出現率が上がっている点が加わります。
リプレイが成立するとメダルを使わずに次のゲームを回せるため、手持ちが減りにくくなります。つまりARTは、出玉を増やす仕組みと、減りを抑える仕組みが同時に動いている区間です。リプレイそのものの説明は小役・リプレイ・フラグにまとめました。
ATとARTの呼び分けは曖昧になっています
近年の機種では、ATとARTを厳密に区別せず、まとめてATと呼ぶことが増えています。機種紹介文でARTという言葉を見かける頻度も下がりました。
遊ぶ側としては、どちらも「押し順に従う出玉区間」と理解しておけば困りません。呼び名の違いを追うより、画面の指示に従うほうが実用的です。
区間に入るまでの道のりが機種の個性になります
ボーナスやATは、いきなり始まるわけではありません。通常時に何らかの条件を満たすことで抽選を受け、当選して初めて区間に入ります。
この「入るまで」の設計が、機種ごとの性格をいちばん強く決めています。短い間隔で軽く当たる機種もあれば、前兆やチャンスゾーンを経て段階的に近づいていく機種もあります。同じATでも、そこへ至る道筋は機種ごとにまったく違います。
通常時からAT到達までの流れは通常時・CZ・ATの流れで扱っています。
「上乗せ」という言葉について
AT中によく出てくるのが上乗せという言葉です。残りゲーム数が追加されることを指します。画面には「+50」のような表示が出ます。
上乗せがあるため、AT中は残りゲーム数が減るだけでなく増えることもあります。終わりが動くのがAT系の特徴で、枚数で終わるボーナスとの違いがここにいちばん表れます。どれくらい上乗せされるかは機種ごとの仕様です。
3つが同じ機種に載っていることがあります
ボーナスとATの両方を搭載した機種は珍しくありません。ボーナスを引いてからATに入る流れや、AT中にボーナスが重なる設計など、組み合わせ方は機種ごとに違います。
紹介文に複数の言葉が並んでいても、仕組みが複雑になっているわけではありません。出玉が増える区間が複数用意されているというだけです。どの区間にいるかは画面に表示されます。
スマスロでの扱い
スマスロと呼ばれる世代の機種でも、AT・ボーナスという枠組みは変わっていません。メダルを使わない仕組みが加わった世代であり、出玉区間の考え方自体は従来と共通です。
スマスロという言葉が何を指すかはスマスロ・スマパチとは何かで扱っています。設備の話と、出玉の仕組みの話は別の層だと整理しておくと混乱しません。
オンラインで遊ぶ場合
出玉区間の仕組みは機種の仕様なので、オンラインでも同じです。押し順表示も同じように出ます。違うのは操作の方法だけで、レバーやボタンの代わりに画面を操作します。
トラストダイスのラインナップにもパチスロの機種が含まれています。どの台がパチスロかは機種名の頭文字で判別でき、その見方は機種名の記号にまとめてあります。
区間の名前は画面に表示されます。オンラインパチンコの機種一覧からパチスロを1台開いて、今どの区間にいるかがどこに出ているかを確かめてみてください。
編集部の見方
この3語は、パチスロの機種紹介文を読むうえで避けて通れません。ただし、違いを完全に理解してから遊ぶ必要はないと考えています。画面が押し順を出してくれる以上、区間の名前を知らなくても操作はできるからです。
知っておく価値があるのは、機種を選ぶ段階です。ボーナス中心の機種はテンポが分かりやすく、AT中心の機種は展開の幅が大きくなります。どちらが好みかは人によって違い、それを判断するための語彙としてこの3語が役に立ちます。機種の選び方はオンラインパチンコの機種選びで扱っています。
よくある質問
AT中に目押しは必要ですか
基本的に必要ありません。押し順の指示に従えば成立するように作られています。
ボーナスとATはどちらが有利ですか
比較できる関係ではありません。終わり方の決まり方が違うだけで、有利さは機種ごとの仕様によります。
ARTという表記を見かけないのはなぜですか
近年はATにまとめて呼ぶことが増えているためです。仕組みがなくなったわけではありません。
まとめ
枚数で終わるのがボーナス、ゲーム数で区切られ押し順に従うのがATとART。終わり方と、することの2点で分かれます。パチスロ全体の流れはパチスロの基本の仕組みにまとめてあります。