パチンコ・パチスロ

遊び方ガイド

遊ぶ前に決めておく時間と予算|のめり込みを防ぐ具体的な手順

自宅で遊ぶ場合、閉店時間も帰りの電車もありません。止めどきを外から与えてくれるものがない環境で、どう区切りをつけるか。始める前に決めておく項目と、決めたことを守るための仕組みを整理しました。

パチンコ・パチスロ実機2台を横に並べた画像

ホールで遊ぶ場合、止めどきは外から与えられます。閉店時間があり、帰りの電車があり、財布の中身が目に見えます。自宅で遊ぶ場合、その全部がありません。だからこそ、始める前に自分で区切りを決めておく必要があります。この記事は、その決め方の手順です。

業界団体が掲げている前提

パチンコ・パチスロのメーカーで構成される日本遊技機工業組合(日工組)は、自サイトに次の注意書きを掲示しています。

パチンコ・パチスロは18歳になってから。パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです。のめり込みには注意しましょう。

「適度に楽しむ遊び」という位置づけが、業界団体自身の言葉として示されているということです。この記事も、その前提の上に立っています。

始める前に決める3つ

決めるのは3つだけです。多いと守れません。

  1. 終わる時刻…「何時間遊ぶ」ではなく「何時に終える」と決めます。開始が遅れても終わりが動かないためです。
  2. 使う上限…その日に使ってよい金額。増えた場合にどうするかも先に決めておきます。
  3. やめる条件…上の2つとは別に、「こうなったら今日は終わり」という条件を1つ。

3つ目が抜けやすいのですが、実際にいちばん効きます。時刻と金額だけだと、どちらにも達していない状態で延々と続いてしまうためです。

決めたことを守るための仕組み

意志で守ろうとすると失敗します。仕組みにしてください。

  • 終了時刻にアラームをかける…端末のタイマーで十分です。遊び始めてから設定するのではなく、始める前にかけます。
  • 終わったあとの予定を先に入れる…次の用事があると、区切りが自然に発生します。ホールの閉店時間の代わりです。
  • 座る場所を決める…寝床で遊ばない、というだけで終わりの感覚は変わります。

音を出しっぱなしにしていると時間の感覚が薄れます。音量の決め方は音とヘッドホンの記事で扱っています。

「取り返す」という考え方だけは避けてください

負けた分を取り返そうとして続ける。これがいちばん危険な入り方です。理由は単純で、取り返すという目標には終わりがないからです。達成するまで止まれない構造になっています。

当サイトでは、勝ち方や期待できる結果に関する情報を一切扱いません。機種ごとの数値も掲載していません。これは方針であると同時に、「取り返す」ための材料を提供しないという意味でもあります。

不安を感じたときの相談先

自分や家族の遊び方が気になったときに相談できる窓口として、認定NPO法人リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)があります。ぱちんこ依存問題に特化した電話相談を無料で行っている団体です。

連絡先の電話番号は変更されることがあるため、この記事には記載していません。古い番号を載せるほうが害があるという判断です。相談を検討される場合は、RSNの公式サイトで現在の案内をご確認ください。

オンライン特有の注意点

自宅で遊ぶ環境には、ホールにはない特徴があります。

ホールにあるもの自宅にはない/弱い
閉店時間終わりの時刻が外から来ない
移動という区切り始めるのも終わるのも同じ場所
手元の現金という感覚画面上の数字になる
周囲の目ひとりで完結する

この表は、自宅が危険だという話ではありません。ホールが自動的にやってくれていたことを、自分で用意する必要があるという話です。上で挙げたアラームや予定は、この表の左側を自分で作る作業にあたります。

「今日は開かない」も選択肢です

決めた時刻や上限を守る話とは別に、そもそも開かない日をつくるという選択があります。毎日少しずつ触るより、遊ぶ日と遊ばない日を分けたほうが、区切りの感覚は保ちやすくなります。

これは我慢の話ではありません。機種を選んで遊ぶという行為は、間隔が空いているほうが一台ごとの印象が残ります。続けて触ると、どの台で何を見たのかが混ざっていきます。気になった機種を書き留めておく方法はお気に入りと履歴の記事で扱っていて、間隔を空けても記憶をつなぐ助けになります。

決めた内容を記録しておくと、次に活きます

その日決めたことと、実際にどうだったかを短く残しておくと、2回目以降の判断材料になります。長文の記録は続かないので、3行で十分です。

  • 何時に始めて、何時に終えたか
  • 決めた上限を守れたか
  • やめる条件に達したか、達したときに実際にやめられたか

守れなかった日があること自体は、記録の失敗ではありません。守れなかったことに気づける状態をつくるのが目的です。気づかないまま回数だけ重なるのがいちばん避けたい形になります。

家族と同居している場合

ひとりで完結してしまう点は、自宅で遊ぶことの特徴であり、注意すべき点でもあります。同居している方がいる場合、遊ぶ時間帯をあらかじめ共有しておくと、区切りが外からも入るようになります。

これは監視のためではなく、ホールの閉店時間の代わりを用意するという発想です。音の扱いについても同じで、ヘッドホンを使う場合は呼びかけに気づける形にしておくほうが、結果的に長く続けやすくなります。

枠を決めてから開く、という順番を守れるなら、機種一覧を見る時間も含めて計画に入れておくと確実です。選んでいる時間も、その日の枠の一部です。

編集部の見方

最初の1回目に決めたルールは、たいてい守れます。難しいのは、3回目や10回目です。慣れてくると、決めたこと自体を忘れます。

そこで勧めたいのは、ルールを紙かメモアプリに書いて、遊ぶ場所から見えるところに置くことです。原始的ですが、頭の中に置いておくより確実に機能します。遊び始めの進め方は最初の1週間の進め方にもまとめてあります。

よくある質問

どれくらいの時間が適切ですか

一律の目安はありません。大切なのは長さそのものより、始める前に終わりを決めてあるかどうかです。

上限に達していなければ続けてよいですか

時刻とやめる条件も同時に見てください。3つのうち1つでも達したら終わり、という運用を勧めます。

家族が心配しています

ご本人だけでなくご家族からの相談も受け付けている窓口があります。RSNの公式サイトをご確認ください。

当サイトに勝ち方の情報はありますか

ありません。機種ごとの数値や期待できる結果に関する情報は扱わない方針です。

まとめ

  • 終わる時刻・使う上限・やめる条件の3つを、始める前に決めます。
  • 意志ではなく、アラームと予定という仕組みで守ります。
  • 「取り返す」を目標にしない。終わりがなくなります。
  • 不安があるときはRSNなどの相談窓口があります。

パチンコ・パチスロは18歳になってから。適度に楽しむ遊びです。のめり込みには注意しましょう。

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