呼出ランプの使い方|店員を呼ぶ以外に何ができるのか
ホールの台に付いている呼出ランプの使い方を整理します。店員を呼ぶボタン以外に何が並んでいるのか、押しても呼び出しにならない操作はどれか、台によって配置が変わる点までを説明します。
台の上、データカウンターのすぐそばに、ボタンがいくつか付いた小さなパネルがあります。これが呼出ランプです。ランプと呼ばれてはいますが、実際には光る部分とボタン列がひとまとまりになった操作盤です。
初めて座ったとき、どのボタンを押すと店員が来てしまうのか分からなくて、結局どれも触らない——という話をよく聞きます。触らなければ困らないので、そのまま何年も使わない人もいます。
この記事では、何が並んでいて、どれが呼び出しで、どれがそうでないかを整理します。
「呼ぶ」ためのボタンはふつう一つ
パネルの中で、実際に店員を呼ぶボタンは基本的に一つです。多くの場合、他より大きかったり、色が違ったり、「呼出」とはっきり書いてあったりして、ひと目で分かるようになっています。
押すと、ランプが点灯または点滅します。これは台の上で光るので、店員は通路を歩きながらどの台が呼んでいるかを見つけられます。広いホールで手を挙げて待つより確実な仕組みです。
もう一度押すと消えるタイプと、店員が解除するまで消えないタイプがあります。間違って押してしまったときは、消し方が分からなくてもそのままにしておけば大丈夫です。来た店員に「間違えました」と伝えれば済みます。それで何か言われることはまずありません。
呼び出し以外のボタンが並んでいる
残りのボタンは、呼び出しとは関係ない機能に割り当てられていることが多いです。代表的なものを挙げます。
データ表示の切り替え。カウンターに出ている内容を、別の集計に切り替えるボタンです。本日の数字と過去の数字を行き来できる台もあります。押しても店員は呼ばれません。
音量の調整。台の音を大きく/小さくするボタンです。台の画面のメニューからも変えられることが多いのですが、こちらのほうが早い場合があります。
光量の調整。ランプや液晶の明るさを変えるものです。長く座るときに目の負担が変わります。
これらは台側の設定を変える操作で、呼び出しにはなりません。ただしどのボタンがどれかは台によって違うので、不安なら一度店員に聞いてしまうのが確実です。
ランプが光っているのは呼び出しとは限らない
通路を歩いていると、あちこちのランプが光っています。これらがすべて呼び出しというわけではありません。
大当り中の点灯。当たっている間、自動的に光る台があります。遠くからでも当たりが分かるようにするための、演出寄りの表示です。
確変や時短の表示。状態が続いている間、色を変えて光らせる設定の店もあります。何色が何を示すかは店の設定なので、色だけで状態を断定することはできません。
エラーの表示。玉詰まりなどで台が止まったとき、自動で点灯するものです。この場合は押していなくても店員が来ます。
つまり、光っている=誰かがボタンを押した、ではありません。自分の台が勝手に光りはじめても、慌てる必要はないということです。
呼ぶ前に自分で確認できること
店員を呼ぶ前に、自分で解決できる場面もあります。
音が大きすぎる、画面がまぶしい、といったものは、たいてい自分で調整できます。台の画面側のメニューに同じ項目があることもあります。自宅で遊ぶときの音量の決め方は音とヘッドホンの記事に分けて書いています。
玉が詰まって流れない、カードが出てこない、といった台の動作そのもののトラブルは、自分で触らず呼んでください。盤面のガラスを叩いたり、無理にカードを引き抜いたりするのは、どの店でも避けるべき行為とされています。機械を傷めるだけでなく、自分が疑われる状況を作ってしまいます。
遊び方が分からない、という理由で呼ぶのも問題ありません。初めての機種で操作に迷ったときは、聞いたほうが早いです。
連れがいるとき、離席するとき
呼出ランプには、席を立つときに使う機能が付いていることがあります。
離席ボタンやトイレ札と呼ばれるもので、押すと「少し席を外しています」という表示が出ます。これがある店では、短時間の離席を周囲に知らせる手段になります。
ただしこれも店によって扱いが違います。時間の上限が決まっていたり、そもそも機能自体がなかったりします。長く離れるなら、計数と精算を済ませてしまうほうが確実です。
逆に、通路から台を見たときにこうした表示が出ていれば、その台は空いていないという合図になります。座ってよい台かどうかの見分け方は、別の記事で扱っています。
店によって並びが違うという前提
呼出ランプは台の付属品ではなく、ホールが選んで設置している機器です。台の上のデータ表示器と同じく、どのメーカーのものを入れるかは店の判断です。
そのため、ボタンの数も並び順もラベルの書き方も統一されていません。前に行った店と同じ感覚で押すと、違う機能が動くことがあります。
初めての店では、座ってすぐに押さず、まずラベルを読む。これだけで、ほとんどの戸惑いは避けられます。ラベルが擦れて読めないこともありますが、そのときは押さずにおくか、聞いてしまうのが早いです。
故障しているとき
呼出ランプ自体が反応しないことがあります。
押しても光らない、表示が消えている、といった状態です。この場合は近くの店員に直接声をかけるか、隣の台のランプではなく人を探すことになります。
機器の不具合は店に伝えておくと、後で座る人が同じ思いをせずに済みます。伝えること自体に手間はかかりません。
まとめ
呼出ランプは、呼び出しボタンと、それ以外の設定ボタンが同じ面に並んだ操作盤です。呼ぶボタンはふつう一つで、見分けやすくなっています。残りは表示の切り替えや音量・光量で、押しても店員は来ません。
光っている理由も呼び出しだけではなく、当たり中やエラーで自動的に点くことがあります。そして配置は店ごとに違います。
押す前にラベルを読む。これが、この装置についての実用的な結論です。初めて行く店で迷わないための準備は、ホールでのマナーと持ち物の記事にもまとめています。
