演出カスタム|画面の見え方を自分で決める機能
台の演出カスタム機能について整理します。音量や光量だけでなく演出の系統を選べる機種があること、どこから設定するのか、設定が次の人に残るのかを説明します。
台の前に座ったとき、音が大きすぎる、画面が明るすぎる、と感じることがあります。周囲に人がいれば、なおさら気になります。
多くの機種には、こうした見え方や聞こえ方を自分で調整する機能が付いています。演出カスタムと呼ばれる部分です。この記事では、何が調整できて、どこから操作するのかを整理します。
調整できるもの
機種によって項目は違いますが、よく用意されているのは次の三つです。
音量。台から出る音の大きさです。段階で選ぶ形が一般的で、無音に近いところまで下げられる機種もあります。
光量。ランプや液晶の明るさです。長時間座るときの目の負担に直結します。画面を見続ける負担で扱ったとおり、明るさは疲れ方に影響します。
演出の系統。これが「カスタム」と呼ばれる中心部分です。どの種類の演出を多く出すか、どのキャラクターを優先するか、といった選択ができる機種があります。
演出の系統を選ぶとは
三つめが分かりにくいので、もう少し説明します。
多くの機種には、複数の演出パターンが用意されています。作品の章ごとに違う演出、キャラクターごとの演出、といった形です。
カスタム機能があると、このうちどれを優先して出すかを選べます。好きなキャラクターの演出を多めに見る、といった使い方です。
重要なのは、これが見え方の選択であって、結果を変えるものではないという点です。どの演出を選んでも、当たるかどうかの仕組みは変わりません。演出は結果を知らせる表示であって、結果を作る装置ではないからです。
どこから設定するか
操作の入口は、だいたい二か所です。
ひとつは台のボタン。盤面の手前にある押しボタンを長押しする、特定の操作をする、といった方法でメニューが開きます。機種ごとに違うので、画面の案内に従うのが確実です。
もうひとつは呼出ランプ側のボタン。音量と光量については、台の上の装置から変えられる店があります。こちらは呼び出しとは別の機能です。
どちらから変えても、効果は同じです。早いほうを使えば十分です。
設定はいつ戻るか
自分が変えた設定が、そのまま次の人に残るのか、という点は気になります。
多くの台では、一定時間操作がないと初期状態に戻る仕組みになっています。離席してしばらくすれば、設定も戻ります。
ただし、戻るまでの時間は機種や設定によります。確実にしたいなら、席を立つ前に自分で戻しておくのが丁寧です。特に音量を大きくしていた場合は、戻しておいたほうが次の人が驚きません。
周囲への配慮という面
音量の調整は、自分のためだけのものではありません。
ホールは音が大きい場所ですが、隣の台との距離は近いです。必要以上に大きくしていると、隣に座った人に影響します。ホールでのマナーの一部として考えておくと、迷ったときの判断がしやすくなります。
逆に、自分が隣の音を大きく感じる場合もあります。これは自分では調整できないので、気になるなら席を移るほうが早いです。
オンラインでの対応
オンラインで遊ぶ場合、同じ調整は画面の設定メニューから行います。
音量は端末側でも変えられるので、二段階になります。台の音量を下げるのか、端末の音量を下げるのか、どちらでも結果は同じです。
ヘッドホンを使う場合は、音とヘッドホンの記事で扱ったとおり、台側を適切な大きさにしておくと端末側で細かく調整しやすくなります。
演出の系統を選ぶ機能は、再現されている場合とそうでない場合があります。機種と提供元によります。
設定を変えても変わらないもの
はっきりさせておきたい点です。
カスタムで変えられるのは、見え方と聞こえ方だけです。当たりやすさ、出玉、状態の進み方は変わりません。
演出が派手になる設定を選んでも、結果が良くなるわけではありません。逆に、演出を抑えた設定にしても損をするわけではありません。演出と信頼度の考え方で扱ったとおり、演出は結果を伝える側にあります。
使いどころ
実際に役立つ場面を挙げておきます。
長く座るとき、光量を少し下げると目が楽になります。周囲が静かな時間帯なら、音量を下げておくと落ち着きます。作品を知っている人なら、好きな演出の系統を選ぶと楽しみ方が変わります。
初めての機種では、まず初期設定のまま打ってみて、気になった点だけ変えるのが簡単です。最初から全部調整しようとすると、メニューを探すだけで時間がかかります。
カスタムが用意されていない機種
すべての機種にカスタム機能があるわけではありません。
音量と光量だけ調整できて、演出の系統は選べない機種もあります。古い機種ほど項目が少ない傾向があり、メニュー自体が用意されていないこともあります。
探しても見つからないときは、その機種にはない、と考えて構いません。呼出ランプ側のボタンから音量と光量だけ変えられる場合もあるので、そちらを試す価値はあります。
設定が結果に見える錯覚
演出を派手な設定にすると、当たりが増えたように感じることがあります。
これは、目に入る演出の量が増えたことによる印象です。当たりの回数そのものが変わったわけではありません。確率と体感がずれる仕組みで扱った種類のずれが、ここでも起こります。
見え方を変える機能なので、見え方が変わるのは当然です。そのうえで結果は別に決まっている——この二層を分けて考えると、設定を選ぶときに迷いません。
まとめ
演出カスタムは、音量・光量・演出の系統を自分で選ぶ機能です。台のボタンか呼出ランプ側から設定でき、一定時間で初期状態に戻る機種が多くなっています。
変えられるのは見え方と聞こえ方だけで、結果に関わる仕組みは変わりません。周囲への配慮という面もあり、特に音量は席を立つ前に戻しておくと丁寧です。
オンラインでは画面の設定メニューに同じ役割があり、端末側の音量と二段階になります。
