CR・PAという古い表記|機種名の先頭記号がたどってきた変化
機種名の先頭には P や E のほかに CR や PA という表記もあります。これらは時期によって使い分けられてきた記号です。何を示し、何を示さないのかを整理しました。
機種名の先頭に付く記号には、現在よく見る「P」「E」「L」のほかに、「CR」「PA」という表記があります。
当サイトの機種名の記号では現行の記号を扱いました。この記事では、古い表記をどう読むかに絞ります。
先に結論
CR も PA もパチンコを示す記号です。P や E と役割は同じで、使われていた時期が違います。
そして重要な点として、記号から年代を断定することはできません。目安にはなりますが、それ以上ではありません。
なぜ複数の記号があるのか
命名規則が法令で定められているわけではないためです。業界の慣習として積み重なってきた結果、同じ種別に複数の記号が存在しています。
制度側の区分とは別の話です。規則の世代は旧規則機と新規則機に、パチスロの号機は号機という区切りにまとめています。表記は慣習、規則は法令という違いがあります。
年代の目安として使う
CR で始まる機種名を見かけたら、ある程度前の世代の台だろうという見当はつきます。実例としてはCR 仮面ライダー フルスロットル RSがあります。
ただし切り替わりは一斉ではありません。移行期には新旧が併存し、例外も多くあります。断定は避けるべきです。
表記は書き換えられることがあります
記事や一覧で、記号が省略されたり別の表記に置き換えられたりすることがあります。
したがって、見た表記が公式のものとは限りません。正確に知りたい場合はカード画像かメーカーの機種情報を確認するのが確実です。カードから読み取れる範囲は機種カードから読み取れることにまとめています。
検索では省くのが無難
記号を入れて検索すると、表記の違いで見つからないことがあります。「P 仮面ライダー」で探しても、CR表記の台は出てこないかもしれません。
対処は単純です。記号を省いて作品名から検索する。絞り込みは副題や番号で行います。手順は機種名で検索しても出てこないときの探し方にまとめています。
用語が世代で変わるという一般的な問題
この記号の話は、より大きな問題の一部です。この分野では、言葉のほうが対象より長生きします。
対象が変わっても呼び名が残り、意味がずれ、やがて通じなくなる。類型は用語は世代で変わりますにまとめています。記号の変遷は、その分かりやすい実例です。
古い表記の台が並んでいること
一覧に古い表記の台があっても、不自然なことではありません。表記が変わっても台が消えるわけではないからです。
むしろ幅のあるラインナップであることの表れとも言えます。年代の違う台が並ぶのは、題材の幅が広いことと同じ意味を持ちます。
情報の鮮度を測る手がかりとして
記号は、記事を読むときにも使えます。CR 表記の台ばかりを扱っている記事は、ある程度前に書かれた可能性が高いという推測が成り立ちます。
前提の古さを測る作業は古い攻略情報を読むときの注意で扱いました。内容の正誤を判断できなくても、前提が古いかどうかは判断できるというのが実用的なところです。
当サイトが書いていないこと
各記号が導入された正確な年や、切り替わりの時期は記載していません。慣習の変化であり、公的に定められた区切りではないためです。
記号が増え続ける構造
新しい記号が導入されても、古い記号の台が消えるわけではありません。結果として、現役の表記が増え続けます。
読み手にとっては覚える対象が増えますが、すべて「パチンコ」を意味すると知っていれば実害はありません。種別の判別だけなら、それで足ります。
パチスロ側の表記
パチスロでは「L」が広く使われていますが、「スマスロ」という表記が併記されることもあります。こちらは機構の種類を示す語で、記号とは別の軸です。
整理はスマスロ・スマパチとは何かにまとめています。種別の記号と機構の呼び名を混同しないことが要点です。
一覧では記号が揃わないことがあります
複数の世代の台が並ぶ一覧では、先頭の記号がばらばらになります。これは不整合ではなく、表記の歴史がそのまま並んでいる状態です。
一覧の見方は機種ラインナップの見方にまとめています。
覚えるべきは一点だけ
先頭の記号は種別を示す。複数あるが意味は同じ。年代の断定には使えない。
この一点を押さえていれば、どの記号に出会っても迷いません。細かい使い分けの歴史を知る必要はありません。
古い表記に出会ったときの手順
- パチンコだと判断する — CR も PA も種別は同じです。
- 年代は推測にとどめる — 断定はできません。
- 検索では省く — 作品名と副題で探します。
この3段階で、記号に関して迷う場面はなくなります。
表記の変化は記録されていません
記号がいつ切り替わったかを定めた公的な文書はありません。慣習の変化であり、境界も曖昧です。
だからこそ年代の断定に使えません。目安として扱う以上のことはできない、という理解が正確です。
一覧で記号を気にしない
探す段階では、記号は無視してよい情報です。種別を知りたいときだけ見れば足ります。
絞り込みに使うのは作品名、番号、副題の3つ。記号はその後の確認に回すのが効率的です。
記号の歴史を追う必要はありません
どの記号がいつ使われたかを調べても、遊ぶうえで得られるものはありません。種別が分かれば十分で、それ以上は資料としての興味の範囲です。
記号の混在は一覧を見ると一目で分かります。オンラインパチンコの機種一覧を開いて、先頭の文字が台ごとに違うことを確かめてみてください。
編集部の見方
先頭記号は、意図せず年代の指標になってしまった表記だと考えています。本来は種別を示すためのものでしたが、時期で使い分けられた結果、年代の手がかりとして機能しています。
読み手としては、この副次的な機能のほうが有用かもしれません。種別は筐体を見れば分かりますが、年代は他に手がかりが少ないからです。断定はできないという前提つきで、使える観点だと思います。
よくある質問
CRとPは違う種別ですか
どちらもパチンコを示します。使われていた時期が主な違いです。
記号で年代が分かりますか
目安にはなりますが断定はできません。移行期には併存します。
検索には記号が必要ですか
省くほうが確実です。表記の違いで見つからないことがあります。
まとめ
CR と PA はパチンコを示す古い世代の記号です。年代の目安にはなりますが断定はできず、検索では省くのが無難です。
