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データカウンターの見方|台の上に並ぶ数字が示していること

ホールの台の上に付いているデータカウンターの見方を整理します。段ごとに並ぶ数字が何を数えているのか、台の画面の表示と何が違うのか、店によって呼び方が変わる点までを説明します。

データカウンターの筐体を正面から描いた模式図。三つの表示段に大当り回数、スタート回数、前回からの回転数と記している。

ホールで台を探しているとき、最初に目に入るのは台の画面ではなく、台の上に付いている細長い表示器のほうだと思います。数字がいくつか並んでいて、赤や緑で光っている、あの装置です。

これは一般にデータカウンター、またはデータ表示器と呼ばれます。台そのものの一部ではなく、ホールが台の外側に取り付けている別の機械です。この記事では、そこに並ぶ数字が何を数えているのかを、台の画面の表示と区別しながら整理します。

数字の意味は店や機種で変わる部分があるので、「どの店でも必ずこう読める」という断定はしません。代わりに、どの段が何を数えている可能性が高いかと、判断に使う前に何を確かめるべきかを書きます。

データカウンターは台の一部ではない

まず押さえておきたいのは、データカウンターが台とは別の装置だということです。

台の画面に出る保留表示やラウンド表示は、遊技機そのものが描いています。盤面の内側にある基板が状態を持っていて、それを液晶やランプに出している。だから機種が同じなら、どの店で打っても同じ見た目になります。

一方、台の上のカウンターは、ホールが設置した機器が台から信号を受け取って集計し、表示しているものです。台が「いま大当りした」という信号を出し、カウンターがそれを数える。集計して表示する部分は、台の外側にあります。

この区別が効いてくる場面があります。表示の呼び名や並び順は、台のメーカーではなくカウンターを入れた店側の設定で決まります。だから同じ機種でも、店が変われば並びが違うことがあります。隣の店で覚えた読み方がそのまま通じるとは限らない、というのはここから来ています。

よく並んでいる三つの数字

細部は違っても、多くのカウンターに共通して出ているものがあります。

大当り回数。その台が、ある区切り(多くは開店から、あるいは前回の設定変更から)までに何回大当りしたかを数えた値です。数字が大きければそれだけ当たっているということですが、何回転してその回数なのかが分からなければ、単独ではあまり意味を持ちません。

スタート回数、または回転数。ヘソに玉が入って図柄が回った回数です。パチスロなら、レバーを叩いた回数にあたる数字が出ます。大当り回数と並べて初めて「どれくらい回して何回当たったか」が見えます。

前回の大当りからの回転数。最後に当たってから今までに何回回っているか。画面に「現在」として出ていることが多い数字です。この数字だけは、座っている人がいればその人が見ている時間とともに増えていきます。

この三つがあれば、少なくとも「よく回っている台なのか、ほとんど触られていない台なのか」は分かります。逆に言えば、分かるのはそこまでです。

段が増えると何が足されるのか

カウンターによっては、三つより多くの段を持っているものがあります。追加される内容は店の選択ですが、よく見かけるのは次のようなものです。

前日、前々日の大当り回数。日付をさかのぼった履歴です。ボタンで切り替えて見る形になっていることが多く、常時表示されているとは限りません。

確変や時短に入っていた回数。大当りの回数とは別に、その後の状態に何回入ったかを分けて数えるものです。

最高連チャン数。連続して当たった最大の回数を記録しているものです。

どれも「過去に何が起きたか」の記録で、種類が増えても性質は変わりません。

グラフが付いている場合

大きめのカウンターには、出玉の推移を折れ線で見せるグラフが付いていることがあります。横軸が回転数、縦軸が玉の増減、というのが一般的な形です。

グラフは一目で傾向が分かるので便利ですが、読み方には注意が要ります。縦軸の目盛りが店によって違うことがあり、同じ形のグラフでも示している玉数が違う場合があります。線が大きく跳ねているように見えても、目盛りが細かいだけ、ということがあるわけです。

また、グラフは過去に起きたことの記録であって、これから起きることを示すものではありません。「右肩上がりだから」「へこんでいるから」といった読み方が広く語られていますが、それは記録の形から未来を推測する話であって、台の仕様が変わったわけではありません。このあたりの言い方との付き合い方は、「波」「流れ」「勝てる台」という言葉を扱った記事で別に整理しています。

台の画面に出ている数字との違い

台の画面にも数字は出ます。大当り中のラウンド数やカウント、確変中の残り回数などです。これらは遊技機が自分の状態として表示しているもので、カウンターの数字とは出どころが違います。

たとえば「残り◯回」という表示は台が出しているもので、カウンターの「前回からの回転数」とは数えているものが別です。片方は台が自分の状態を言っていて、もう片方は外の機械が信号を数えています。片方だけを見て判断すると食い違うことがあるので、どちらの装置が出している数字なのかを意識して見るのが安全です。

台の画面側の数字については、大当り中の画面表示を扱った記事に分けて書いています。

数字を見る前に確かめたいこと

カウンターの数字を使って台を選ぶなら、先に確認しておきたい点が二つあります。

ひとつは、いつからの集計なのか。開店からの累計なのか、日付が変わってからなのか、それとも別の区切りなのか。ここが分からないと、大きい数字も小さい数字も意味を持ちません。たいていは表示のどこかに「本日」などの文字が出ています。

もうひとつは、その段のラベルが何と書いてあるか。略語で書かれていることが多く、同じ略語が店によって別のものを指す場合があります。読み方に確信が持てないときは、数字から何かを推測するより、ラベルを確認するほうが早いです。

まとめ

データカウンターは、台の外側に付いた記録の装置です。大当り回数、回転数、前回からの回転数が並んでいることが多く、グラフが付くこともあります。

ただし、並び順も呼び名も店の設定次第で、グラフの目盛りも統一されていません。そして何より、そこに出ているのはすべてすでに起きたことです。数字を見ること自体は、台の前に座る前にできる確認として役に立ちますが、そこから先の予測まで引き受けてくれる装置ではありません。

オンラインで遊ぶ場合は、同じ種類の情報が画面の中に収まっています。台の外側に装置が付いているわけではないので、履歴も設定も同じ画面から辿ることになります。その違いはオンラインとホールの比較記事で扱っています。

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