その台が本当に置いてあるか確かめる|導入前と導入後
目当ての機種が店にあるかどうかを確かめる手順を、導入前と導入後に分けて整理します。設置店検索で分かること、分からないこと、最後に店へ聞くときの聞き方を説明します。
目当ての機種が店にあるかどうかは、導入前と導入後で確かめ方が変わります。導入前は原理的に確定しませんし、導入後は設置店の情報が使えるようになります。
遠出してから無かった、という事態は避けたいところです。段階ごとに何が分かるのかを整理します。
導入前には確定しません
まず押さえておきたいのは、導入前の段階では特定の店について確定した情報は存在しないということです。
メーカーが出しているのは全国向けの予定です。どの店が何台発注したかは、通常は公表されません。「導入予定」とは何を約束している表記かで扱ったとおり、予定日も「その日から順次」という意味にとどまります。
ですから、導入前にできるのは可能性を上げる確認までです。確定を求めると、どこにも答えがないことになります。
導入前にできる三つの確認
それでも、空振りを減らす確認はあります。
**店の入替告知を見る。**多くの店は、入替の予定を店頭の掲示や自店のページ、SNSで知らせます。機種名が出ていれば、その店に入る可能性はかなり高くなります。告知の有無自体が手がかりです。
**その店がその系統を置いてきたかを見る。**過去に同じメーカーや同じ題材の機種を置いていれば、新作も入りやすい傾向があります。確実ではありませんが、何も材料がないよりは判断材料になります。
**規模を見る。**台数の多い店ほど、新台が入る可能性は上がります。小規模店では、話題の機種でも見送られることがあります。
導入後は設置店検索が使えます
導入が始まると、機種ごとの設置店情報が出てくるようになります。
情報サイトやメーカーのページで、機種名から設置店を探す仕組みが用意されていることがあります。地域を指定すると、その機種を置いている店が一覧で出てくる形です。
ただし、この情報には更新の遅れがあります。入れたばかりの店が載っていないことも、撤去済みの店が残っていることもあります。情報の更新日を確かめるで扱った癖が、ここでも効きます。
設置店検索で分からないこと
設置店に載っていても、次のことは分かりません。
- その店に何台あるか
- いま空いているか
- 稼働しているか(故障・調整中でないか)
- 営業時間中にその島が使えるか
台数が一台だけの店では、行っても埋まっている可能性が高くなります。島ごとの状況は現地でしか分かりません。空いている台の見分け方は、着いてからの話です。
最後は店に聞くのが確実です
確定が必要なら、店に直接聞くのが結局いちばん速くて確実です。
聞くときは、機種名を正確に伝えられるようにしておくと話が早くなります。名前が長い機種では、作品名だけ言っても版が特定できません。機種名で検索しても出てこないときの探し方で扱ったとおり、表記のずれは電話でも起きます。
電話での確認そのものについてはホールへ電話で確かめるで扱っています。営業時間や定休日と合わせて一度で聞いてしまうと手間が減ります。
聞き方の実際
実際に聞くときは、次の順で伝えると通じやすくなります。
- 機種名を、版の表記まで含めて言う
- 置いてあるかを聞く
- 置いてある場合、台数を聞く
版まで伝えるのが要点です。同じ題材で複数の版が出ている場合、どちらの話か分からないと店側も答えられません。「同じ機種名で版が二つ同時に出るとき」で扱った構造が、ここで具体的に効いてきます。
なお、営業中の店に細かいことを長く尋ねるのは避けたほうが無難です。要点だけに絞るのが結果的に早く済みます。
「あった」という他人の報告の扱い
SNSや掲示板には、導入日前後に「どこそこに入っていた」という報告が流れます。
これは早い情報ですが、いつ・どこの話なのかが曖昧なまま拡散するという弱点があります。店名が伏せられていたり、地域だけが書かれていたり、撮影日が分からなかったりします。数日前の写真が当日の情報として読まれることもあります。
参考にするなら、投稿の日時と、店が特定できるかどうかを見てください。特定できないなら、それは「どこかにはある」という以上の情報を持ちません。人に聞く前に確かめることで扱った姿勢が、ここでも当てはまります。
遠出するかどうかの判断
確認の手間をどこまでかけるかは、移動にかかる負担で決まります。
近所なら、無かったときの損失は小さいので確認は軽くて構いません。時間とお金をかけて行くなら、設置店情報と電話の両方を使う価値があります。遠いホールに行くかどうかで扱った考え方がそのまま当てはまります。
オンラインの場合は手順が違います
当サイトのようにオンラインで遊ぶ場合、ここまでの手順は当てはまりません。
設置という概念がないため、確かめるのはラインナップに入っているかどうかだけです。検索して出てくれば遊べますし、出てこなければ扱われていません。
一方で、ホールに導入された機種がオンラインにも入るとは限りません。別の事業者が別に判断する部分です。この切り分けは「ホール導入とオンライン配信は別の話」で扱っています。
編集部の見方
確認の手間は、かけようと思えばいくらでもかけられます。
編集部の見方としては、導入前に確定を求めないのが一番疲れない構えだと考えています。導入前の情報は全国向けの予定であって、自分の行く店の話ではありません。そこを期待すると、どの情報源も不正確に見えてしまいます。
まとめ
導入前は確定しません。できるのは、入替告知・過去の傾向・店の規模から可能性を見ることまでです。
導入後は設置店情報が使えますが、更新の遅れと、台数・空き状況が分からないという限界があります。確定が必要なら、版の表記まで含めて店に聞いてください。オンラインの場合は、ラインナップに出てくるかどうかだけが判断材料になります。
