筐体パーツの名前|画像から台を見分けるための語彙
「筐体の画像を見れば分かります」と書かれていても、どこを何と呼ぶかを知らないと読めません。タイトルパネル、液晶、役物、盤面、下部パネル。台を特定するために必要な部位の名前を整理しました。
当サイトの機種記事では、繰り返し「筐体の画像を見てください」と書いています。ところが、どこを何と呼ぶのかを知らないと、画像を見ても何を確認すればよいのか分かりません。この記事は、その前提になる語彙をまとめたものです。
結論から:台を特定するなら上から2か所で足ります
先に実用的な結論を書きます。機種を特定する目的なら、見る場所は上から2か所です。
- タイトルパネル…筐体のいちばん上にある、作品名や機種名が書かれた部分。
- 液晶まわりの装飾…作品のロゴやキャラクターが配置されている部分。
この2か所に、その台が何なのかがほぼ書かれています。機種名で検索しても出てこないときの対処法として機種名で検索しても出てこないときの探し方で「筐体の画像を読む」を勧めているのは、この2か所のことです。
上から順に、部位の名前
以下は業界で一般に使われている呼び方です。メーカーが統一して定めた名称ではないため、資料によって表記が異なることがあります。
| 部位 | 位置 | そこで分かること |
|---|---|---|
| タイトルパネル | 最上部 | 作品名・機種名。特定の決め手になります |
| 役物(やくもの)/ギミック | 液晶の上や横 | 可動する演出装置。機種ごとの個性が出ます |
| 液晶 | 中央 | 演出の本体。停止中は作品のロゴが出ていることが多い |
| 盤面(ばんめん) | 液晶の周囲、ガラスの内側 | 玉が流れる面。釘や入賞口があります |
| ヘソ/スタートチャッカー | 中央下部 | 抽選が始まる入賞口 |
| アタッカー | 盤面の下寄り | 大当り中に狙う大きな入賞口 |
| 下部パネル | 最下部 | 装飾。作品のイラストが入ることが多い |
| プッシュボタン | 手前の台座 | 演出中に押すよう促されるボタン |
このうち、ヘソ・アタッカー・プッシュボタン・ギミックの定義はサミーの公式解説に書かれているものです。それぞれが何をする場所なのかはパチンコの基本の仕組みで流れとして説明しています。
パチスロの場合は構成が変わります
パチスロは中央が液晶ではなくリール窓です。3つのリールが見える部分で、ここがパチンコとの見た目上のいちばん大きな違いになります。
- リール窓…中央。3つの回転するリールが見えます。
- 液晶…リール窓の上に配置されることが多い部分です。
- レバー…手前の左側。ここを叩くと抽選が行われます。
- ストップボタン…レバーの右側に3つ。左・中・右のリールに対応します。
操作がどう結果に関わるのかはパチスロの基本の仕組みで扱っています。画像で種別を見分けたい場合、中央にリールが見えるかどうかが最も確実な判断材料です。
画像から機種を特定する手順
部位の名前が分かったところで、実際の手順に落とします。
- 中央を見る。リールがあればパチスロ、液晶だけならパチンコです。
- タイトルパネルを読む。作品名が書かれています。ここが最優先です。
- 液晶まわりのロゴを見る。タイトルパネルが読み取れない画像でも、こちらで判別できることがあります。
- 下部パネルを見る。作品のイラストが入っていることが多く、補助的な確認に使えます。
この順で見れば、作品名までは高い確率でたどり着けます。ただし、同じ作品で複数の台が存在する場合、作品名だけでは特定できません。そこから先は機種名の表記を突き合わせる作業になり、表記が食い違う4つの理由で扱っています。
筐体の色は、意外と手がかりになります
機種名が長くて覚えられない場合でも、筐体の色は記憶に残ります。ラインナップを眺めていると、赤系、白系、オレンジ系といった印象で区別できることに気づきます。
これは正式な分類ではなく、あくまで記憶の手がかりです。ただ、「あの赤い台」で思い出せれば、一覧から探すのは早くなります。お気に入りに入れておく際も、色の印象と併せて覚えておくと戻りやすくなります。候補の残し方はお気に入りと履歴の記事にあります。
画像の解像度によって、読める場所が変わります
実際に画像から機種を特定しようとすると、解像度の問題に当たります。小さい画像では、タイトルパネルの文字が読めないことがあります。
そのときに使えるのが、読む場所を切り替えるという発想です。優先順位を決めておけば、片方が読めなくても対処できます。
- タイトルパネルの文字が読める → それで確定します。
- 読めない → 液晶まわりのロゴを見ます。作品のロゴは文字より大きく、低い解像度でも判別できることがあります。
- それも読めない → 下部パネルのイラストと、筐体全体の配色で候補を絞ります。
3番目まで来ると確定はできませんが、候補を2〜3機種に絞ることはできます。そこから機種名を突き合わせれば特定に至ります。
パーツの名前を知っていると、記事が読めるようになります
この記事の実用的な目的は、ほかの記事を読めるようにすることです。当サイトの機種記事には「筐体の画像から確認できること」という節があり、そこで部位名が使われています。
たとえば天才麻雀少女の記事では、タイトルパネルに書かれている名前と機種名が異なる、という話をしています。この説明は、タイトルパネルがどこを指すかを知っていて初めて意味が通ります。
語彙は、それ自体が目的ではありません。ほかの情報にアクセスするための鍵として持っておいてください。
部位の名前を覚えたら、機種一覧の画像で実際に当てはめてみてください。タイトルパネルと中央を見るだけで、作品名と種別が読み取れることが確認できます。
編集部の見方
編集部の見方
部位の名前をすべて覚える必要はありません。実用上はタイトルパネルと中央(液晶かリールか)の2つが分かれば、機種記事に書かれている「筐体の画像を読む」という指示は実行できます。
残りの語彙は、記事や解説を読んでいて出てきたときに戻ってくれば十分です。逆に、この2つを知らないまま画像を見ると、どこを見ればよいか分からないまま眺めることになります。そこだけ先に押さえてください。
よくある質問
これらは公式の名称ですか
ヘソ・アタッカー・プッシュボタン・ギミックはメーカー公式の解説に出てくる呼び方です。それ以外は業界で一般に使われている呼び方で、統一された正式名称ではありません。
画像だけで機種を完全に特定できますか
作品名までは多くの場合たどり着けます。同じ作品に複数の台がある場合は、機種名の表記を確認する必要があります。
パチンコとパチスロを画像で見分ける方法は
中央にリールが見えるかどうかです。見えればパチスロです。
役物とギミックは違うものですか
おおむね同じものを指します。公式解説では「ギミック」を「機種ごとに搭載されている可動する演出装置」と説明しています。
まとめ
- 機種の特定に使うのは、タイトルパネルと液晶まわりの2か所です。
- 中央にリールが見えればパチスロ、液晶だけならパチンコです。
- 部位名の多くは業界の慣用で、統一された正式名称ではありません。
- 作品名までは画像で分かりますが、同作品に複数の台がある場合は表記の確認が必要です。
パチンコ・パチスロは18歳になってから。適度に楽しむ遊びです。のめり込みには注意しましょう。