レバーオンと第3停止|1ゲームの区切りはどこにあるのか
パチスロの1ゲームがどこからどこまでなのかを整理します。ベット、レバーオン、第1から第3停止という順序の中で何が決まっているのか、演出がどのゲームに属するのかを説明します。
パチスロを打っていると、演出が続いているあいだにレバーを叩き、リールを止め、また叩く、という動作を繰り返します。この繰り返しの一回分が「1ゲーム」です。
ところが、どこからどこまでが一回分なのかは、初めのうちは意外とはっきりしません。演出がゲームをまたいで続くことがあるからです。この記事では、1ゲームの区切りがどこにあるのかを、操作の順序に沿って整理します。ここが分かると、画面で起きていることの位置づけがしやすくなります。
操作の順序
1ゲームは、おおむね次の順で進みます。
まずベットです。メダルを投入するか、クレジットから賭ける操作をします。規定の枚数が入ると、レバーを叩ける状態になります。掛け枚数の使い分けは別記事で扱っていますが、ここでは「賭ける枚数が決まるとレバーが有効になる」という点だけ押さえておけば十分です。
次にレバーオン。レバーを叩くとリールが回り始めます。
そして停止操作です。三つのボタンを順に押して、左から、あるいは指示された順に、リールを止めていきます。最後の一つを止める操作が第3停止です。
第3停止でリールがすべて止まり、入賞の判定が行われ、払い出しがあれば実行されます。ここで1ゲームが終わります。
決まっているのはレバーオンの時点
重要なのは、そのゲームの結果はレバーオンの時点で決まっているという点です。
レバーを叩いた瞬間に、そのゲームで何が成立しうるかが決まります。停止操作は、決まっているものを引き出す作業にあたります。順番や狙う位置によって引き出せるかどうかが変わる場面はありますが、ないものを作り出すことはできません。
この性質は、パチスロの基本の仕組みで扱った内容と直接つながります。リールを止める操作が何を決めているのか、という問いの答えがここにあります。
演出はゲームをまたぐ
区切りが分かりにくくなる主な原因が、演出です。
ある演出が、一つのゲームの中で始まって終わることもあれば、数ゲームにわたって続くこともあります。画面でキャラクターが動いているあいだに、レバーを叩き、リールを止め、また叩く、という動作が何度も入ります。
つまり、画面の演出の区切りと、ゲームの区切りは別物です。演出が続いているからといって、ゲームが続いているわけではありません。一ゲームごとに判定は完了していて、その上に演出がかぶさっている、という形です。
連続する演出の読み方については、演出とリーチの読み方で整理した考え方が参考になります。あちらはパチンコの話ですが、「何を知らせている演出なのか」で分けるという視点は共通して使えます。
第3停止が区切りになる理由
なぜ第3停止が終点なのか。リールがすべて止まらなければ、入賞しているかどうかが確定しないからです。
三つのリールのうち二つが止まった段階では、まだ組み合わせが決まりません。最後の一つが止まって初めて、有効なラインに何が並んだかが判定できます。
だから払い出しも、押し順ナビの結果の反映も、すべて第3停止の後です。画面の表示が切り替わるのもこのタイミングであることが多く、見ていると区切りが分かります。
次のゲームが始まるまで
第3停止の後、払い出しがあれば実行されます。クレジットに加算されるか、下皿に出てくるかは設定によります。
その処理が終われば、次のベットができる状態になります。自動的にベットされる設定になっている台もあり、その場合はすぐにレバーが叩けます。
この「払い出しが終わってから次が始まる」という順序は、連続して打っているとほとんど意識されません。しかし区切りを考えるときには、ここが境目になります。
止める順序が決まっている場合
機種によっては、止める順序が指示されることがあります。画面に矢印や数字が出て、その順で押すように求められる形です。
この指示に従わなかった場合の扱いは、押し順ペナルティの記事で詳しく扱っています。ここで押さえておきたいのは、指示があってもゲームの区切り自体は変わらないということです。順序が変わるだけで、レバーオンから第3停止までが一回分、という構造は同じです。
区切りを意識すると分かること
ゲームの区切りが分かると、いくつかのことが整理しやすくなります。
まず、回転数の数え方です。データカウンターや画面に出る回転数は、このゲーム単位で数えられています。演出の数ではありません。
次に、演出の位置づけです。何ゲームにもわたって続く演出は、その間ずっと判定が行われているということです。一回の長い出来事ではありません。
そして、自分がいまどこにいるかです。レバーを叩いた直後なのか、まだベットしていないのか。迷ったら手元のクレジット表示とリールの状態を見れば分かります。
パチンコとの対応
パチンコには、この明確な区切りがありません。
玉は連続して打ち出され、ヘソに入るたびに図柄が回ります。保留に貯まった分が順に消化されていくので、保留表示を見れば「いくつ待っているか」は分かりますが、操作としての一回分という単位はありません。
パチスロでは自分でレバーを叩くので、区切りが操作と一致します。これは両者のいちばん分かりやすい違いのひとつです。
まとめ
パチスロの1ゲームは、ベットからレバーオンを経て第3停止までです。結果はレバーオンの時点で決まっていて、停止操作はそれを引き出す作業にあたります。
画面の演出はゲームをまたいで続くことがあるので、演出の区切りとゲームの区切りは別に考える必要があります。回転数が数えられているのはゲーム単位です。
第3停止が終点なのは、そこで初めて入賞が確定するからです。この順序を押さえておくと、画面で起きていることが「いまのゲームの話」なのか「続いている演出の話」なのかを区別できるようになります。
