「フィーバートータル・イクリプス」|中黒が入るカタカナ名の扱い
外来語をカタカナにした作品名に中黒が入る機種名です。この記号がなぜ検索の失敗を生むのか、先頭の「フィーバー」表記と合わせて整理しました。
「フィーバートータル・イクリプス」。全体がカタカナで書かれ、途中に中黒――「・」という記号――が入っています。漢字もひらがなも英字も含まれない名前は珍しく、読み取りの手がかりが少ないという特徴を持ちます。この記事ではその扱い方を整理します。
先に結論
名前はシリーズ表記「フィーバー」+作品名「トータル・イクリプス」に分かれます。ただし両者のあいだに空白も記号もないため、どこで切れるのかが名前の形からは分かりません。
切れ目を見つける手がかりは、中黒の位置です。中黒は作品名の内部にあるため、その前後が一体の語であることを示しています。
「フィーバー」というシリーズ表記
製造元が自社の台につける区分名です。特定の作品ではなく、台の枠組みを示す語にあたります。同じ表記を持つ台が複数あり、作品は互いに無関係ということが起こります。
検索の観点では、この部分は省くべき語です。固有性が低く、含めると同じ区分の台が大量に混ざります。当サイトで扱ったデジハネという表記の台と同じ性格を持つ部分です。
空白がない名前の難しさ
「デジハネ 7CR 化物語 STJ」のように空白で区切られていれば、要素の境目は一目で分かります。この名前にはその手がかりがありません。「フィーバートータル」という語が存在するのか、「フィーバー」と「トータル・イクリプス」に分かれるのか、形だけでは判断できない。
実務的には、知られたシリーズ表記を先頭から探すという方法で解けます。「フィーバー」が区分名として使われていると知っていれば、そこで切れると分かる。知識に依存する読み取りですが、ほかに手段がありません。
中黒という記号
「・」は、外来語を複数の語に分けて表記するときに使われる記号です。英語の単語の切れ目を示す役割を持ちます。日本語の文章では一般的な記号ですが、検索では問題を起こします。
なぜ検索で問題になるのか
中黒は省かれることがあるからです。記事によっては「トータルイクリプス」と続けて書かれ、別の記事では「トータル・イクリプス」と中黒入りで書かれる。検索語としては別の文字列として扱われるため、片方で検索するともう片方が出てこない。
さらに、中黒には全角と半角の違いもあります。見た目はほとんど同じでも、文字としては別物です。英字の全角半角と同じ問題が、日本語の記号でも起きていることになります。
対処法
もっとも確実なのは、中黒を含まない形で検索することです。「トータルイクリプス」と続けて入力すれば、中黒の有無にかかわらず引っかかる可能性が上がります。
それでも出ない場合は、片方の語だけで試してください。この名前なら「イクリプス」のほうが固有性が高く、絞り込みに向いています。手順は機種名で検索しても出てこないときの探し方にまとめています。
カタカナだけの名前という性格
漢字が含まれないため、意味を推測する手がかりがほとんどありません。漢字であれば字面から方向が見えることもありますが、カタカナは音を写しているだけです。
元の英語を知っていれば意味は分かります。ただし、その意味から台の中身を推測することはできません。名前は識別のためのもので、仕様の説明ではないという原則は、どの言語でも変わりません。
原作について
当サイトでは、この名前が特定の原作に基づくものか、独自に構成されたものかを断定していません。カタカナの語句は、作品名としても、台独自の名称としても使われるためです。
成り立ちの違いはオリジナル機と版権機にまとめています。確認したい場合は、公式の情報でご確認ください。
カードには二つの表記が載っています
このカードで確認できる重要な点がひとつあります。名称帯はカタカナ、盤面は英字で、同じ題材が二つの文字体系で書かれていることです。
名称帯には日本語の読みをカタカナにした表記が入り、盤面の中央上部には金属的な書体の英字が置かれています。どちらも同じものを指していますが、文字列としてはまったく別です。
検索では二つとも使えます
これは実務上の利点です。カタカナ表記で見つからない場合、盤面に写っている英字のほうで検索できます。英字表記には中黒も長音記号もないため、カタカナ側で起きる揺れが発生しません。
当サイトは英字だけの名前について、一般語を含むと埋もれると書きました。この台の英字は二語の組み合わせで、片方は天文に関する語です。一般語ではあるものの、二語そろえば固有性は十分に上がります。
盤面の図像も手がかりになります
盤面には人型の機械が描かれています。カタカナの名前からは題材の方向がまったく読めませんが、図像を見れば分かる。名前が中身を示さない台ほど、図像の確認が効いてきます。
年代の手がかり
先頭に「CR」も「P」もありません。記号がない名前からは世代を推測できません。記号の有無が何を示すかはCR・PAという古い表記をご覧ください。
探すときの手順
- 中黒を省いて検索 — 「トータルイクリプス」と続けて入力します。
- 出なければ片方の語だけ — 固有性の高い語を選んでください。
- 先頭のシリーズ表記は使わない — 結果が広がりすぎます。
- 一覧から探す — 記号の揺れを完全に回避できます。
カード画像で確認できること
当サイトは機種カードの画像を原寸(816×1036)で確認しています。そこから読み取れた内容を記録します。名前の読み方だけでは分からない、一覧のなかで現物を見分けるための手がかりです。
- 名称帯の色 — 紫
- 盤面の構成 — 盤面は黄色と金の枠のなかに暗い情景が描かれ、人型の機械が中央に配されています。上部に英字の題字が金属的な書体で置かれています。
- 記載されている正式表記 — 「P フィーバートータル・イクリプス」
色と構成は、名前を正確に入力できないときの代替手段になります。当サイトが繰り返し「一覧から探すほうが確実」と書いてきたのは、記号の揺れを避けられるからでしたが、見分けるための具体的な特徴を持っておくと、その方法はさらに確実になります。
一方で、画像から読み取れないものもはっきりしています。大当り確率、出玉、導入時期、演出の内容。これらは盤面の写真には写りません。読み取れる範囲の一般論は機種カードから読み取れることにまとめています。
当サイトが書いていないこと
大当り確率、出玉、導入時期、原作の有無、名称の由来は記載していません。確認できていない事項を推測で埋めることはしていません。現在の機種構成はオンラインパチンコの機種一覧でご確認ください。
編集部の見方
中黒は、読みやすさのために入れられた記号が、検索では逆に働く典型例だと考えています。紙に印刷された名前としては、中黒があるほうが明らかに読みやすい。語の切れ目が見え、長いカタカナ列が整理される。
ところが入力する段になると、この記号は余分な手間になります。打ちにくく、省かれやすく、省いた結果として一致しなくなる。表示のための工夫と、検索のための都合は別方向を向いているわけです。記号を含む名前を扱うときは、この食い違いを前提にしておくと手間が減ります。選び方の整理はオンラインパチンコの機種選びにもまとめています。
よくある質問
中黒は入れて検索すべきですか
省くほうが確実です。記事によって有無が分かれるためです。
「フィーバー」とは何ですか
製造元が自社の台につける区分名です。作品の情報は含まれていません。
原作はありますか
当サイトでは断定していません。公式の情報でご確認ください。
カタカナ名を探すときの一般的な手順
カタカナだけの名前は、漢字を含む名前より入力の揺れが起きやすいという性質があります。長音記号の有無、中黒の有無、促音の表記――どれも書き手によって変わります。
対処としては、もっとも短く固有な部分だけを入力するのが有効です。長く入力するほど、揺れる箇所が増えて一致しにくくなる。短い語なら、揺れる余地もそれだけ少なくなります。
それでも見つからない場合
一覧から目で探してください。カタカナ名は見た目の特徴が強いため、一覧のなかでは意外に見つけやすい部類です。漢字の名前が並ぶなかでカタカナが続く箇所は、視覚的にすぐ分かります。
まとめ
中黒は読みやすさのための記号でありながら、検索では失敗の原因になります。省いた形で入力し、それでも出なければ固有性の高い語だけで試してください。
