オリジナル機と版権機|ラインナップにある2つの成り立ち
アニメやゲームを題材にした台と、そうでない台。この違いは演出の作り方だけでなく、機種名の付き方や検索のしやすさにも影響します。ラインナップの12機種を2つに分けて、それぞれの特徴を整理しました。
ラインナップを眺めると、アニメやゲームの名前が付いた台と、そうでない台があることに気づきます。この違いは「版権機」と「オリジナル機」と呼ばれ、演出の作り方だけでなく、機種名の付き方や検索のしやすさにまで影響します。この記事では、その違いを実用的な観点から整理します。
結論から:入口が違うだけで、優劣ではありません
先に立場を明確にしておきます。どちらが優れているという話ではありません。読者がその台にたどり着く入口が違う、というのがいちばん実務的な理解です。
版権機は作品名から入れます。原作を知っていれば、機種を知らなくても名前で見つけられます。オリジナル機にはその入口がなく、一覧で見かけるか、機種名そのものを知っているかのどちらかになります。この差は、探し方に直接影響します。
ラインナップを2つに分けると
機種名に外部作品の名前が含まれているかどうかで分けると、次のようになります。
| 成り立ち | ラインナップの例 |
|---|---|
| 版権作品を題材にした台 | e リコリス・リコイル/e 86 エイティシックス/e バイオハザード 6/e カケグルイ 7500 VER/e ひきこまり吸血姫の悶々/L 範馬刃牙/L 天才麻雀少女 頂上決戦/L スマスロ攻殻機動隊/L スマスロ バイオハザードRE:3 |
| シリーズとして独自に続いている台 | e 吉宗 極乗3000 VER/L スマスロ秘宝伝/L 戦国乙女5 業火を穿つ宿焔の双刃 |
後者は、外部のアニメやゲームを原作としていないという意味で「オリジナル」と呼ばれます。ただし独自とはいえ、多くは長く続くシリーズであり、そのシリーズ自体が題材として機能しています。吉宗、秘宝伝、戦国乙女はいずれもその例です。
版権機の特徴:名前が長くなりがちです
版権機は、作品名に加えて機種としての識別子が付くため、名前が長くなります。「e カケグルイ 7500 VER」の「7500 VER」や、「L スマスロ バイオハザードRE:3」の「RE:3」がその部分にあたります。
この結果、原作の表記と機種名の表記がずれるという問題が頻繁に起きます。原作が「賭ケグルイ」で機種名が「カケグルイ」といった例です。この種の食い違いは機種名で検索しても出てこないときの探し方で4つの型に整理しました。
また、同じ作品で複数の台が作られることもあります。バイオハザードがその例で、ラインナップには2機種入っています。作品名だけでは特定できないため、2機種の違いを扱った記事を用意しています。
オリジナル機の特徴:シリーズの中の位置が問われます
オリジナル機は作品名がないぶん、シリーズの何作目なのかが名前の主要な情報になります。「L 戦国乙女5」の「5」がそれです。
この場合、読者が知りたいのは「前作を知らなくても大丈夫か」という点になりがちです。この疑問についてはシリーズ機は前作を知らないと楽しめないのかで扱っています。結論だけ先に書くと、多くの場合は前作の知識がなくても成立します。
秘宝伝のように、シリーズが長く続いている場合は、名前だけでは何作目か判断できないこともあります。特定の手順は秘宝伝の記事にまとめました。
演出の見え方がどう変わるか
版権機は、原作の場面やキャラクターが演出に使われます。原作を知っていれば、出てきた場面の意味が分かるぶん情報量が増えます。知らない場合は「派手な映像」として受け取ることになります。
オリジナル機は、その前提がありません。誰が見ても同じ情報量からスタートします。これは欠点ではなく、原作知識による有利不利が生じないという意味では公平な作りです。
この見え方の差については原作ファンと初心者の記事で詳しく扱いました。演出そのものの読み方は演出とリーチの読み方にあります。
どちらから入るとよいか
選び方としては、次のように考えると迷いません。
- 知っている作品がある…その版権機から入るのがいちばん自然です。演出の意味が取れるぶん、最初から楽しめます。
- 知っている作品がない…オリジナル機でも版権機でも構いません。筐体の見た目で選んで差し支えありません。
- 作品に引きずられたくない…オリジナル機のほうが、台そのものを見ることになります。
観点を言語化したい場合は機種選びの記事に4つの観点を整理してあります。
どちらの成り立ちの台も、同じ機種一覧に並んでいます。分類を意識しながら一覧を見ると、名前の付き方の違いがはっきり分かります。
編集部の見方
版権機のほうが目立つため、ラインナップ全体が版権もので構成されているように見えることがあります。実際には、独自シリーズの台も一定数含まれています。
知っている作品がないという理由で選択肢を狭めないでほしいというのが、編集部の立場です。原作知識は入口を一つ増やすものであって、遊ぶための条件ではありません。作品と機種の対応を確認したい場合はアニメ原作から台を探す記事に対応表があります。
見分け方は機種名だけで足ります
ある台が版権機かどうかを判断する方法は単純です。機種名に外部作品の名前が入っているかどうかを見ます。
「e リコリス・リコイル」「L 範馬刃牙」のように作品名がそのまま入っていれば版権機です。「e 吉宗 極乗3000 VER」のように、シリーズ名としてのみ機能している場合はオリジナル機に分類されます。
ただし境界は明確ではありません。長く続くシリーズは、それ自体がひとつの題材として定着しており、外部作品との区別は程度の問題になります。厳密な分類にこだわる必要はなく、探すときの入口がどちらかを把握できれば足ります。
今後ラインナップが増えた場合
機種が追加された場合も、同じ見方が使えます。機種名を見て、知っている作品名が入っていればそこから調べられますし、入っていなければ一覧から見つけることになります。
この記事で示した分類は、特定の12機種に依存していません。枠組みとして持っておけば、機種が入れ替わっても使えます。一覧の構成そのものはラインナップの見方で確認してください。
よくある質問
版権機とオリジナル機で遊び方は変わりますか
変わりません。操作も画面の見方も共通です。
どちらが当たりやすいですか
当サイトでは機種ごとの数値を扱っていません。成り立ちの違いと性能は別の話です。
原作を知らないと版権機は楽しめませんか
楽しめます。情報量が変わるだけで、遊技そのものに支障はありません。
オリジナル機はシリーズを追う必要がありますか
多くの場合は必要ありません。詳しくはシリーズ機の記事を参照してください。
まとめ
- 違いは優劣ではなく、たどり着く入口の違いです。
- 版権機は名前が長くなりやすく、表記の食い違いが起きやすくなります。
- オリジナル機はシリーズの中の位置が名前の主要な情報になります。
- 原作知識は入口を増やすもので、遊ぶための条件ではありません。
パチンコ・パチスロは18歳になってから。適度に楽しむ遊びです。のめり込みには注意しましょう。