1種・2種・混合機|「V入賞」という言葉が出てくる理由
機種紹介に出てくる「1種2種混合」や「V入賞」という言葉は、大当りのきっかけの作り方が違うことを示しています。3つの型の違いを構造から整理しました。
機種の紹介文に「1種2種混合」や「V入賞」という言葉が出てくることがあります。初めて見ると意味が取りづらい表現です。
これは大当りのきっかけをどう作っているかの違いを表しています。この記事では3つの型を構造から整理します。盤面の各部の役割は盤面の入賞口にまとめていますので、ここでは型の違いに絞ります。
先に結論
違いは「何をもって大当りとするか」の一点です。
- 1種 — 抽選に当選したら大当り。
- 2種 — 玉が特定の場所を通ったら大当り。
- 混合機 — 抽選に当選すると役物が開き、そこを玉が通ったら大当り。
第1種|抽選で決まる型
現在もっとも多く見られる形です。パチンコの基本の仕組みで扱っている流れがそのまま当てはまります。
玉がヘソに入ると抽選が行われ、当選していれば図柄が揃って大当りになります。玉の物理的な動きは、抽選のきっかけを作るところまでで、結果そのものには関与しません。
第2種|玉の通過で決まる型
こちらは発想が逆です。玉が特定の領域を通過すること自体が大当りの条件になります。
盤面には普段閉じている役物があり、一定の条件で短時間だけ開きます。開いているあいだに入った玉が、内部の特定の場所を通れば大当りです。この特定の場所が「V」と呼ばれる領域です。
V入賞という言葉
V入賞は、玉がこのV領域を通ったことを指します。抽選の当落ではなく、物理的な通過が条件になっている点が第1種との決定的な違いです。
混合機|両方の要素を持つ型
「1種2種混合」と呼ばれるのがこれです。流れは次のようになります。
- 玉がヘソに入り、抽選が行われます(1種の要素)。
- 当選すると役物が開きます。
- 開いているあいだに玉がV領域を通れば大当り(2種の要素)。
抽選と通過の両方を経由する構造です。抽選に当たっただけでは大当りが確定しないという点が、この型の特徴になります。
3つを並べると
| 抽選 | 玉の通過 | |
|---|---|---|
| 1種 | 必要 | 不要 |
| 2種 | 不要 | 必要 |
| 混合機 | 必要 | 必要 |
「小当り」という言葉との関係
混合機の説明には小当りという語がよく出てきます。これは役物が開く契機を指す言い方です。
小当り自体は大きな出玉を伴いません。役物が開くきっかけという位置づけで、そこからV入賞につながるかどうかが本番になります。紛らわしい語の整理は紛らわしい用語の対にもまとめています。
遊び手の操作は変わるのか
基本的には変わりません。画面の指示に従って打つ場所を切り替えるという点は3つの型で共通です。
ただし混合機や2種の場合、役物が開く短い時間に玉が届いている必要があります。指示が出たら速やかに従うことの意味が、1種より直接的になります。打ち分けは右打ち・左打ちと電サポをご覧ください。
画面で見分けられるのか
演出だけでは判別しにくい場合があります。手がかりになるのは次です。
- 紹介文の表記 — 「1種2種混合」と明記されることがあります。
- 「V」という文字の出現 — 画面や盤面にV表記があれば混合機や2種の可能性があります。
- 役物の存在 — 開閉する大きな羽根状の装置があるかどうか。
盤面の装置の名前は筐体パーツの名前で扱っています。
なぜ複数の型があるのか
規則が定める枠の中で、作り手が別の面白さを探してきた結果です。抽選だけで決まる形と、玉の動きが結果に関わる形とでは、見ている時間の性質が変わります。
玉の通過が条件になる型では、盤面を見る意味が生まれます。液晶だけを見ていればよい形とは、体験が変わるということです。制度の枠組みそのものは台が世に出るまでにまとめました。
オンラインで遊ぶ場合
型の違いはそのまま再現されます。V入賞が条件の機種であれば、画面上でも玉の通過が描かれます。
むしろ画面が大きい環境では、玉の動きを追いやすいという利点があります。盤面のどこを見ればよいか分かっていると、混合機の面白さが分かりやすくなります。
実際に確かめたい場合は、オンラインパチンコの機種一覧から1台開いて、紹介文に型の表記があるかを見てみてください。
数値に触れない理由
混合機の説明には、V入賞の割合といった数値が付きものです。当サイトではこれらを掲載していません。機種ごとの仕様であり、公表されていないものも多いためです。
数字の出どころの見分け方は演出と信頼度の考え方にまとめています。
羽根が開く時間は短く設計されます
2種や混合機の役物は、開いたまま固定されるわけではありません。短い時間だけ開いて閉じるという動きを繰り返します。
そのため、開く瞬間に玉が盤面を流れている必要があります。指示が出てから打ち始めるのでは間に合わない場面が生じるのは、この構造によるものです。画面の案内に従って打ち続けることが前提になっています。
なぜ「V」なのか
V領域という呼び名は、該当する箇所にVの文字が記されていたことに由来すると言われます。現在でも盤面や画面にVの表示が使われることが多く、見分けの手がかりになります。
ただし表記は機種によって異なります。別の文字や記号が使われることもあるため、Vがなければ混合機ではない、とは言えません。
型が違うと演出の作り方も変わります
1種では、液晶の図柄が揃うかどうかが見せ場になります。演出は結果を伝えるための時間として設計されます。
混合機では、役物に玉が入るかどうかという物理的な動きそのものが見せ場になります。液晶から盤面へ視線が移る構造です。演出の読み方は演出とリーチの読み方にまとめています。
編集部の見方
型の知識は、遊ぶために必須ではありません。画面の指示に従えば、どの型でも問題なく遊べます。
効いてくるのは「なぜこの場面で緊張するのか」が分かるようになることです。混合機でV入賞を待つ数秒は、1種の図柄が揃うのを待つ時間とは性質が違います。構造を知ると、その違いが説明できるようになります。遊びの密度としては、そこそこ大きい差だと考えています。
よくある質問
V入賞しないことはありますか
型の構造上、通過が条件である以上は起こり得ます。割合は機種の仕様によります。
混合機は難しいですか
操作は変わりません。画面の指示に従う点は同じです。
どの型かはどこで分かりますか
機種の紹介文に表記があることがあります。盤面の役物の有無も手がかりになります。
まとめ
3つの型は大当りの条件が抽選か通過かで分かれます。混合機は両方を経由する構造で、V入賞はその通過を指す言葉です。関連する仕組みは潜伏確変もあわせてご覧ください。
