遊技機からは常に何らかの音が鳴っています。この音には役割があります。装飾として付けられているわけではありません。
この記事では、音が何をしているのかを整理します。音量をどう決めるかという実務的な話は音とヘッドホンにまとめていますので、ここでは音そのものの役割を扱います。
先に結論
音は大きく知らせる音と雰囲気を作る音に分かれます。前者は情報、後者は体験の質に関わります。
知らせる音
もっとも実用的な役割です。画面を見ていなくても状況が分かるという性質があります。
- 入賞したとき — 短い音で知らせます。
- 役が成立したとき — パチスロでは成立音が重要な情報になります。
- 段階が上がったとき — 特定の効果音が上位を示すことがあります。
2つ目は特に大きい要素です。パチスロでは音で成立を知る場面が多く、画面より先に音が情報を届けます。役の仕組みは小役・リプレイ・フラグにまとめています。
雰囲気を作る音
背景に流れる楽曲がこれにあたります。情報は含みませんが、時間の質を決めます。
通常時に流れる曲と、大当り中に流れる曲は別です。曲が変わることで状態の変化が伝わるため、結果的に情報も担っています。
静寂という使い方
音を鳴らすのと同じくらい、止めることも演出として使われます。
連続して音が鳴っている状態では、途切れた瞬間が強く作用します。パチスロのフリーズはこの手法を使った演出で、フリーズで詳しく扱っています。
原作つき機種の場合
アニメや漫画を原作とする機種では、原作の楽曲が使われることがあります。
これは原作を知っている人にとって強い効果を持ちます。曲が流れた瞬間に場面が特定できるためです。原作知識が演出の読み取りを変えるという話は原作ファンと初心者で扱っています。
一方、原作を知らない場合でも曲が変わったこと自体は分かります。意味は取れなくても、変化は伝わるという設計です。
オリジナル題材の場合
自社で題材を作っている機種では、シリーズを通じて使われる楽曲が用意されることがあります。
この利点は、機種が変わっても同じシリーズだと分かることです。原作つきでは借りた楽曲の範囲に縛られますが、オリジナルなら最初から設計できます。この違いは戦国乙女という作品でも触れています。
音を絞るとどうなるか
自宅で遊ぶ場合、音量を下げたい場面は多いと思います。そのときに失われるのは、主に「知らせる音」のほうです。
雰囲気は映像でもある程度伝わりますが、成立音のような情報は代わりがありません。音を絞る場合は、画面を見る頻度を上げる必要があります。
具体的な調整の仕方はオンラインパチンコの操作ガイドにまとめています。
音と時間感覚
見落とされがちですが、音量は体感時間に影響します。音が大きいほど没入しやすく、時間の経過に気づきにくくなります。
これは楽しさの一部でもあり、注意すべき点でもあります。時間を区切る仕組みは、音とは別に用意しておくのが確実です。遊ぶ前に決めておく時間と予算をご覧ください。
オンラインで遊ぶ場合
音はそのまま再現されます。むしろヘッドホンを使えば、実機より細部まで聞き取れる場合があります。
一方で、周囲への配慮から音を絞る場面は実機より多くなります。自分の環境に合わせて調整できることが、オンラインの利点でもあります。
実際に聞いてみたい場合は、オンラインパチンコの機種一覧から1台開いて、通常時と大当り中で曲が変わることを確かめてみてください。
音量の基準は機種で違います
同じ設定でも、機種によって聞こえ方が変わることがあります。機種を切り替えたときは確認するのが安全です。
特にヘッドホンを使っている場合、急に大きな音が出ると負担になります。新しい機種を開いたら、まず音量を確かめるという手順を習慣にしておくとよいと思います。
音だけで状態が分かる場面
慣れてくると、画面を見なくても状況が分かるようになります。曲が変われば状態が変わったと分かりますし、特定の効果音で何が起きたかも推測できます。
これは実用的な利点です。常に画面を注視し続ける必要が減ります。目の負担という観点でも意味があり、画面を見続ける負担で扱っている話とつながります。
楽曲が選べる機種もあります
機種によっては、流れる曲を遊び手が選択できる仕組みが用意されています。原作つきの機種で、複数の楽曲が収録されている場合などです。
選べるかどうかは機種の設計によります。設定画面に項目があるかどうかで確認できます。操作画面の見方はオンラインパチンコの操作ガイドにまとめています。
音がない時代の設計が残っています
液晶が搭載される以前、情報を伝える手段は光と音に限られていました。その時代の作法が、今も効果音の使い方に残っています。
成立を音で知らせる、段階を音階で示す。画面で説明できるようになった後も、これらの手法は廃れていません。情報が重なって届くことに意味があるためだと考えられます。
無音で遊ぶという選択
完全に音を切って遊ぶことも可能です。抽選や進行には影響しません。
失われるのは情報と雰囲気の一部ですが、画面だけでも遊技は成立します。環境上どうしても音が出せない場面では、無理に出す必要はありません。慣れてくれば、音がなくても画面の変化だけで状況は十分に追えるようになります。
編集部の見方
音は、演出の中でもっとも語られない要素だと考えています。画面の話は多く見かけますが、音の設計について書かれたものは多くありません。
それでも実際には、音を切ると体験がかなり変わります。情報としても、雰囲気としても担っているものが大きい。機種を選ぶときに音まで含めて判断する人は少ないと思いますが、長く遊ぶならそこそこ効いてくる要素だと思います。
よくある質問
音を切ると不利になりますか
抽選結果は変わりません。ただし音でしか伝わらない情報はあります。
原作の曲は必ず使われますか
機種によります。使用の範囲は作品ごとの事情によって異なります。
音量は機種ごとに変わりますか
基準となる音量は機種によって差があります。切り替えた際は確認してください。
まとめ
音には知らせる役割と雰囲気を作る役割があります。絞ると失われるのは主に前者で、そのぶん画面を見る必要が増えます。
