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確変・時短・STの違い|大当りのあとに始まる3つの状態

確変・時短・STは、どれも大当りのあとに始まる状態ですが、意味している中身が違います。確率が上がっているのはどれか、終わり方はどう決まるのかという2点で分けると、機種紹介文の読み方がはっきりします。

「確変・時短・STの違い」の見出し画像。紫色の背景にe 吉宗 極乗3000 VER・e リコリス・リコイル・e カケグルイ 7500 VERの筐体画像3点が横に並んでいる

確変・時短・STは、どれも大当りが終わったあとに始まる状態を指す言葉です。並べて説明されることが多いのですが、混乱の原因は3つが同じ土俵の言葉ではないところにあります。確率が上がっているかどうかと、終わり方がどう決まるか。この2点で整理すると、3つの関係がそのまま見えてきます。

この記事では機種ごとの数値には触れません。大当り確率や継続率は機種ごとの仕様で、ここで一般化できる種類の情報ではないからです。扱うのは、言葉が何を指しているかという部分だけです。

先に結論:2つの軸で分かれます

3つの言葉は、次のように整理できます。

3つの状態を2つの軸で分ける
状態大当り確率終わり方
確変上がっている機種による
ST上がっている回転数で決まっている
時短通常のまま回転数で決まっている

つまりSTは確変の一種で、時短だけが別のグループに入ります。「確変とSTの違いは?」という質問が成立しにくいのは、この2つが並列ではないからです。

確変|大当りしやすくなっている状態

確変は確率変動の略で、名前のとおり大当り確率が通常時より上がっている状態を指します。プレイヤー側の操作は変わりません。内部の抽選が有利になっている、という理解で足ります。

液晶の見た目も通常時とは変わることがほとんどです。背景が切り替わる、専用のBGMが流れる、画面の隅に状態名が出るといった形で、今どの状態にいるのかが分かるようになっています。機種ごとに呼び名が付いていることも多く、「◯◯RUSH」「◯◯チャンス」といった表示は、この確変状態に機種独自の名前を付けたものです。

呼び名が違っても中身は同じことがあります

機種紹介文でRUSHやチャンスタイムという言葉を見かけたとき、新しい仕組みが増えたと考える必要はありません。多くの場合、確変や時短に機種の世界観に合わせた名前を付けたものです。用語が増えて見えるのは、演出上の命名が積み重なっているためです。同じことは画面に出てくるパチンコ用語でも触れています。

ST|終わりが回転数で決まっている確変

STは確変のうち、続く長さが回転数であらかじめ決まっているタイプです。「ST100回」と書かれていれば、大当り後100回転までが有利な状態で、その間に次の大当りを引ければ続き、引けなければ通常状態に戻ります。

初心者の方にとって扱いやすいのは、終わりが数字で見えるところです。液晶に残り回転数が表示される機種が多く、あと何回で通常に戻るのかがその場で分かります。遊ぶ時間を区切って考えたいときには、この表示が目安になります。

時短|確率は変わらず、玉が減りにくい状態

時短は、大当り確率そのものは通常時と同じままです。変わるのは玉の減り方です。盤面の電動役物が開きやすくなり、少ない玉数で抽選を回し続けられるようになります。

確変と時短を混同すると、「時短に入ったのに当たらない」という受け取り方になりがちです。時短は当たりやすくなる状態ではなく、同じ確率のまま回数を重ねられる状態です。この違いを先に知っておくと、画面表示への期待の置き方が変わります。

玉の減り方が変わる仕組みそのものは、盤面の入賞口の役割と直結しています。どの穴が何をしているかは盤面の入賞口にまとめました。

3つとも、打つ場所が変わることがあります

確変・ST・時短のいずれかに入ると、多くの機種で打ち出す位置の指示が出ます。画面に「右打ち」と表示されるのがそれで、状態が終われば左に戻ります。状態の名前を覚えるより、画面の指示に従うほうが確実です。打ち分けの考え方は右打ち・左打ちと電サポで扱っています。

画面のどこを見れば今の状態が分かるか

状態名を暗記しなくても、画面には手がかりが出ています。見る場所はおおむね決まっていて、次の3か所です。

  • 背景とBGM — 通常時と変われば、何らかの有利な状態に入ったと判断できます。もっとも気づきやすい変化です。
  • 残り回転数の表示 — 数字が減っていく表示があれば、終わりが回転数で決まっているタイプです。STや時短がこれにあたります。
  • 打ち出し位置の指示 — 「右打ち」などの表示は、状態が切り替わった合図を兼ねています。

逆に、確率が上がっているかどうかは画面からは直接読み取れません。そこだけは機種紹介文の記載に頼ることになります。画面は「今どの状態か」を教えてくれますが、「その状態が何を意味するか」は教えてくれません。この役割分担を知っておくと、迷ったときにどちらを見ればよいか判断できます。

オンラインで遊ぶ場合、変わる部分はありません

確変・時短・STは機種の内部仕様なので、ホールで遊んでもオンラインで遊んでも中身は同じです。トラストダイスで遊ぶ場合も、状態の名前や表示のされ方は実機に準じます。

違いが出るのは、状態が続いている途中で中断しやすいかどうかという運用面です。オンラインは席を立つ必要がないため、時短中やST中であっても手元の都合で止められます。その扱いをどう考えるかは遊ぶ前に決めておく時間と予算で整理しています。

混同しやすい言葉を先に外しておきます

この3語の周辺には、似ているようで別のものを指す言葉がいくつかあります。先に切り分けておくと、紹介文を読むときに引っかかりません。

  • 大当り — 状態ではなく、出玉が得られる1回の当選そのものを指します。
  • 連チャン — 確変やSTが続いて大当りが連続することを指す、結果についての言い方です。仕組みの名前ではありません。
  • ラッキートリガー — 近年の機種で使われる仕組みの呼び名です。ラッキートリガーとは何かで別に扱っています。

言葉が似ているだけで、指しているものの種類が違います。混同しやすい対の整理は紛らわしい用語の対にまとめました。

機種紹介文を読むときの順番

  1. 大当り後に何という名前の状態に入るのかを見ます。
  2. その状態が確変系か時短かを、確率が上がるという記述の有無で判断します。
  3. 回転数の記載があれば、それが終わりの条件です。
  4. 数値そのものは機種ごとの仕様なので、紹介文の記載をそのまま読みます。

状態の切り替わりは、文章より画面で見たほうが早い部分です。オンラインパチンコの機種一覧から1台開いて、大当りのあとに画面上部の表示がどう変わるかだけ見てみてください。

編集部の見方

この3語は、覚えなくても遊べます。画面が指示を出してくれるからです。それでも整理しておく価値があるのは、機種紹介文を自分で読めるようになるためです。どの機種を選ぶかという段階では、紹介文が唯一の手がかりになります。

逆に、継続率や期待値といった数値の話に踏み込む必要は、少なくとも最初のうちはありません。数字を追うほど機種選びが窮屈になり、演出を見る余裕がなくなっていきます。用語は紹介文を読むための道具、という位置づけで十分です。

よくある質問

確変とSTはどちらが有利ですか

比較できる関係ではありません。STは確変の一種で、終わりが回転数で決まっているタイプを指します。有利さは機種ごとの仕様によります。

時短中に大当りすることはありますか

あります。確率は通常時と同じままなので、抽選自体は続いています。

状態の名前を覚える必要はありますか

遊ぶだけなら必要ありません。画面に指示と状態表示が出ます。機種紹介文を読むときには役に立ちます。

まとめ

確率が上がっているのが確変とST、上がっていないのが時短。終わりが回転数で決まっているのがSTと時短、機種によるのが確変。この2軸だけで3つは分かれます。大当りまでの流れ全体はパチンコの基本の仕組みにまとめてありますので、順番に読むとつながります。

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