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新台情報に出てくる言葉|検定通過・導入予定・先行導入・設置店

新台の情報には検定通過・導入予定・先行導入・設置店といった言葉が並びます。どれも「もう打てる」を意味しません。四つの語が指す範囲を順に整理しました。

検定通過・導入予定・先行導入・設置店の四語を2×2に並べた編集部作成の図。どれも「もう打てる」を意味しないという注記を下に置いている。

新台の情報を追っていると、検定通過・導入予定・先行導入・設置店という語が繰り返し出てきます。

どれも新台に関する言葉ですが、指している範囲が一語ずつ違います。そしてどれ一つとして「もう打てる」を意味しません。混ざると、予定日前に店へ行くことになります。順に整理します。

検定通過

いちばん早い段階に出てくる語です。

遊技機は、販売の前に型式の試験を受けます。台が世に出るまでで扱った工程です。これを通ることを検定通過と呼びます。

検定を通ったということは、その型式が世に出せる状態になったという意味です。導入日が決まったわけでも、製造が始まったわけでもありません。検定通過の情報が出てから導入まで、数か月空くことは珍しくありません。

この段階では機種名すら仮のことがあります。

導入予定

次に出てくるのが導入予定です。

メーカーが日付を公表し、カレンダーに載る段階です。ここで初めて「いつ頃から」が見えます。ただし表記は予定のままで、その日から順次導入が始まる見込みという意味にとどまります。

全国の店が同じ日に置くという意味ではありませんし、日付が動かない保証もありません。詳しくは「導入予定」とは何を約束している表記かで扱いました。

先行導入

例外的に、予定日より前に打てる場合があります。

メーカーが自社で運営するホールに先に設置する形で、先行導入と呼ばれます。客の反応を見る目的があるとされ、台数も店舗数もごく限られます。

重要なのは、先行導入があっても一般の導入日は変わらないことです。「もう打てる人がいる」という事実は、「自分の近所で打てる」とはまったく別の話です。報告を見かけたときは、どこの店の話かを確認してください。

設置店

導入が始まると、設置店の情報が出てきます。

機種名から、その機種を置いている店を検索できる仕組みが用意されていることがあります。ここで初めて、特定の店について確かめられるようになります。

ただし更新の遅れがあり、台数や空き状況は分かりません。限界については「その台が本当に置いてあるか確かめる」で扱いました。

四語を時間順に並べると

整理すると、次の順です。

  1. 検定通過 — 出せる状態になった
  2. 導入予定 — 日付の見込みが出た
  3. 先行導入 — 限られた店で例外的に稼働
  4. 設置店 — 実際に置いている店が分かる

1から3までは、自分が打てるかどうかを教えてくれません。4でようやく店の話になります。

よく混ざる組み合わせ

実際に混同が起きやすいのは、次の二つです。

**検定通過と導入予定。**検定を通った機種の情報が、導入が決まったかのように読まれることがあります。通過しても導入されないまま終わる型式もあります。

**先行導入と導入開始。**先行導入の報告が、一般の導入が始まった証拠として読まれることがあります。これが一番、無駄足につながります。

このほか「撤去」という語も、新台の話題と同時に出てきます。新しい台が入る分だけ、別の台が抜けるためです。入れ替わる側の事情については、既存の記事で扱っています。

「稼働」という語も出てきます

四語に加えて、稼働という語も見かけます。

稼働は、客がその台を打っている状態を指します。設置が済んでいても、営業前や調整中であれば稼働していません。新台入替と中古機で扱ったとおり、入替作業が営業時間にかかることもあります。

導入日当日に行くなら、営業開始時刻も合わせて見ておくのが実際的です。

情報源ごとに語の厳密さが違います

同じ語でも、使い方の厳密さは情報源によって変わります。

メーカーの発表は語を選びますが、まとめ記事や投稿では「登場」「解禁」のような曖昧な語に置き換えられることがあります。曖昧な語が使われているときは、元の発表まで戻って確かめるのが確実です。

公式情報と情報サイトで扱った区別が、ここでも効きます。

オンラインでは別の語を使います

当サイトのようにオンラインで遊ぶ場合、ここまでの四語は直接は当てはまりません。

設置という概念がないため、確かめるのはラインナップに入っているかどうかだけです。そしてホールへの導入とオンラインでの配信は別の判断です。切り分けは「ホール導入とオンライン配信は別の話」で扱っています。

編集部の見方

四つの語が混ざるのは、どれも前向きな響きを持っているからだと考えています。

編集部の見方ですが、検定通過も先行導入も「進んでいる」ことを示すので、読むと近づいた気がします。実際には、近づいたのは機種の工程であって、自分が打てる日ではありません。この二つを分けて読むだけで、かなり落ち着いて追えるようになります。

用語集で引けるようにしておく

ここで扱った語は、どれも新台の時期にしか出てきません。

普段は使わないため、意味を忘れやすい部類です。当サイトには用語集があり、こうした語を調べられるようにしています。記事を読んでいて引っかかったときは、そちらも使ってください。

「導入」と「発売」も違います

四語に加えて、発売という語が混ざることがあります。

発売は、メーカーがホールに向けて販売を開始することを指します。遊ぶ側が打てるようになることではありません。発売と導入のあいだにも時間差があります。

一般向けの商品と違い、遊技機の「発売」は業者間の取引を指す語です。ここを一般の感覚で読むと、もう遊べると勘違いします。

まとめ

検定通過は出せる状態になったこと、導入予定は日付の見込み、先行導入は限られた店での例外、設置店は実際に置いている店の情報です。

自分が打てるかどうかに関係するのは四番目だけです。前の三つは全国の工程の話で、近所の店の話ではありません。曖昧な語を見かけたら、元の発表まで戻って確かめてください。

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