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コラム

パチンコの7セグとドット表示|線と点で数字を描く仕組み

7セグの七つの区画と、点を並べるドット表示の違いを解説。0・1・8の点灯例や、ルーレットとドットを組み合わせた機種から、液晶とは異なる表示の特徴を紹介します。

赤い七つの区画で描いた8と、琥珀色の点で描いた8を並べた表示方式のイメージ。「7セグとドット表示」の文字がある。

赤い線が並んだデジタル数字と、小さな光の点で描かれた数字。古いパチンコ台の写真を見ると、どちらも液晶とは違う表情をしています。前者の代表が7セグ表示、後者がドット表示です。同じ8を描いていても、形を作る単位が異なります。

この二つを知るために、機種ごとのランプの点灯表を覚える必要はありません。まずは、線と点をどのように並べて文字を作るかという、表示装置そのものの仕組みから整理します。

7セグの「7」は数字の数ではない

7セグは、7セグメントの略です。セグメントは区切られた部分という意味で、数字を作る七つの細長い区画を指します。七種類の数字だけを表示するという意味ではありません。

基本形は、8の形に並んだ七つの部分です。全部を点灯させれば8、右側の上下二つを点灯させれば1になります。同じ装置でも、点灯する組み合わせを変えることで別の数字を作れます。ロームの技術解説も、数値を表示するためのモジュールとして7セグメントLEDを説明しています。

ここでの「7セグ」は表示の形を、「LED」は光を出す部品の種類を表します。言葉が一緒に使われることはあっても、同じ意味ではありません。パチンコの解説に出てくる短い略語は、初心者向けのパチンコ用語も併せて読むと、部品名と状態の名前を分けやすくなります。

0・1・8で点灯部分を比べる

仕組みを想像するなら、同じ7セグで0、1、8を表示した場合を比べると分かりやすくなります。実際の台の仕様ではなく、標準的な七つの区画で数字を描く例です。

  • 0は外周の六つを使い、中央の横線を消す。
  • 1は右側の縦方向の二つを使う。
  • 8は七つすべてを使う。

点灯する部分の数が多いほど、大きい数になるわけではありません。たとえば0には六つの区画を使いますが、1には二つしか使いません。光る部品の数と、読み取る数値の大きさは別のものです。

1と7を比べた場合は、標準的な形では上の横線が加わるだけです。数字を一つの絵として見るより、どの区画が点灯しているかを見ると、形が変わる仕組みを把握できます。同じ部品を別の組み合わせで使っていることが分かる例です。

また、小数点などの点が隣に付いている製品もあります。数字を形作る七つの区画と、その横の点を区別して見ると、名称に7と付いている理由がはっきりします。点が一つ加わっていても、基本の数字表示を7セグと呼ぶことは変わりません。

ドット表示は点の集まりで形を作る

ドットは点を意味します。点が縦横に並び、どこを明るくするかを変えて数字や絵を作る表示が、ドット表示の基本です。7セグのように数字の線があらかじめ決まった形で配置されているものとは、描き方が異なります。

たとえば同じ丸でも、点が粗く並んでいれば輪郭が階段のように見え、細かく並んでいれば滑らかに見せられます。これは図柄の意味ではなく、形を表現する単位の違いです。数字の線を太くしたり、模様を描き込んだりする場合も、点の配置で表現します。

ただし、「点で描かれて見える」ことだけで、内部の部品がすべて同じ種類だとは判断できません。液晶にも画素があります。見た目のドット表現と、LEDや液晶という装置の種類を分けて読むと、説明が混ざりません。

二つの表示を組み合わせた機種もある

表示方式は、台ごとに一種類だけを使うとは限りません。SANKYOの公式解説では、1990年の「フィーバーボルテックス」に、盤面中央のルーレットと、その中央に置かれた二桁のドット表示が紹介されています。物理的な表示と電子的な表示を同じ場所に組み合わせた例です。

この構成では、「中央に数字がある」という説明だけでは、どの装置を指しているのか分かりません。外側の回転する部分と、内側の点で描く部分を分けて見ることで、機種紹介の文章と写真を対応させられます。

描かれているものの意味も、装置とは別に確かめる必要があります。パチンコの図柄の見方は、数字やキャラクターが機種の中でどんな役割を持つかを整理した記事です。7セグかドットかが分かっても、その数字が何を示すかまで自動的に分かるわけではありません。

シンプルな表示にも動きの違いがある

表示できる形が限られていても、見せ方まで一つに決まるわけではありません。点滅の間隔を変える、数字を順に切り替える、止まるまでの速さを変えるなど、時間の使い方によって見え方が変わります。静止画には残らない部分です。

そのため、古い台を一枚の写真で見たときに「数字しかないから演出も同じ」と考えると、動作の違いを見落とします。見た目の複雑さと、動きの組み立ては別の特徴です。表示が何を知らせているかという視点は、演出とリーチの読み方にもつながります。

7セグの数字は、使う線を切り替えて描かれます。ドットの数字は、使う点を切り替えて描かれます。その違いが分かると、古い台に並ぶ小さな表示も、一様なデジタル数字には見えなくなります。線の形、点の間隔、実際に動く部分との組み合わせに、機種ごとのデザインが残っています。

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