シリーズ機は前作を知らないと楽しめないのか
「5」や「RE:3」といった番号が付いた台を前に、前作を知らないまま開いてよいのか迷う方へ。番号が何を示していて、知らないと実際に何が起きるのかを、ラインナップの実例で確認しました。
「L 戦国乙女5」の「5」。「L スマスロ バイオハザードRE:3」の「RE:3」。番号が付いた台を前にすると、前作を知らないまま開いてよいのかという迷いが生まれます。この記事は、その迷いに答えるためのものです。
結論から:ほとんどの場合、必要ありません
先に結論です。前作を知らなくても、遊技そのものに支障はありません。1台ごとに完結するように作られているのが通常だからです。
これは推測ではなく、構造上の理由があります。ホールに設置される台は、その作品を知らない人が座ることを前提に設計されています。前作の知識が必要な作りでは、遊べる人が限られてしまいます。
では、番号は何を示しているのか
番号が示しているのは、主に次の2つです。
- シリーズの中での順番…何作目にあたるか。
- 別の台と区別するための識別子…同じシリーズの別の台と混同しないため。
2つ目のほうが、読者にとっては実用的です。番号があることで、「同じ名前の別の台」と取り違えずに済みます。長い機種名を分解して読む方法は戦国乙女5の記事で扱いました。
知らないと実際に何が起きるか
前作を知らない状態で開くと、次のようなことが起こります。
| 場面 | 前作を知っている場合 | 知らない場合 |
|---|---|---|
| キャラクターが登場する | 誰なのか分かる | この台のキャラとして受け取る |
| 過去作の演出が再現される | 再現だと気づく | 普通の演出として見る |
| 楽曲が流れる | 懐かしさがある | この台の曲として聴く |
右の列を見ると分かるとおり、困ることは起きていません。情報量が減るだけで、遊技の進行にも操作にも影響しません。
むしろ注意したいのは、別の点です
前作の知識より、実務上重要なのは目的の台を正しく特定できているかです。シリーズが長い作品ほど、名前が似た台が複数存在します。
秘宝伝のように長く続くシリーズでは、名前だけで何作目か判断できないこともあります。特定の手順は秘宝伝の記事に、表記が食い違う場合の対処は機種名で検索しても出てこないときの探し方にまとめました。
「前作を知らないこと」は問題になりませんが、「別の台を開いていること」は問題になります。優先すべきはこちらです。
前作を知っている場合の楽しみ方
逆に、シリーズを追ってきた方には別の見方があります。前作の演出がどう変わったか、キャラクターの扱いがどうなったか、といった比較ができます。
ただし、当サイトでは前作との性能比較や演出の変化については扱いません。機種ごとの仕様に関わる情報であり、こちらで検証できないためです。比較したい場合は、メーカーの公式情報をご確認ください。
「知らないと損」と感じてしまう理由
前作を知らないことを不安に思う背景には、解説記事の書かれ方があります。シリーズものの解説は、前作を知っている読者に向けて書かれていることが多く、「前作から変わった点」が中心になります。
そうした記事を先に読むと、前提知識がないと理解できない世界に見えてしまいます。しかし、それは記事の対象読者の問題であって、台そのものの問題ではありません。
当サイトの機種記事は、その作品を初めて知る方が読むことを前提に書いています。前作への言及は、必要な場合に限り、知らなくても読める形にしてあります。
シリーズを追いたくなった場合
逆に、遊んだ台が気に入ってシリーズを遡りたくなることがあります。この場合に注意したいのは、過去作が現在も遊べるとは限らないという点です。
当サイトのラインナップに含まれているのは12機種で、そのすべてが現行の台です。過去作について調べることはできても、同じ場所で遊べるかどうかは別の問題になります。ラインナップの構成はラインナップの見方で確認できます。
過去作の情報を調べる場合、機種名の記号が現在と異なることがあります。「P」や「S」で始まる表記に出会ったら、それぞれパチンコ・パチスロと読み替えてください。記号の整理は機種名の記号にまとめました。
原作つきシリーズの場合はもう一段ある
版権作品が原作のシリーズ機では、事情がもう一段複雑になります。原作のシリーズと、台のシリーズが別々に進行しているためです。
原作で何作目かということと、台として何作目かということは一致しません。原作を全部知っていても、台の番号の意味は分からないことがあります。逆もあります。
この2つを混同すると、探すときに迷います。台を探しているなら台の側の番号を、作品を追いたいなら原作の側を見る。分けて扱ってください。成り立ちの違いはオリジナル機と版権機の記事で整理しています。
シリーズ機が実際にどう並んでいるかは、機種一覧で確認できます。番号や副題の付き方を見比べると、名前の構造が掴めます。
編集部の見方
編集部の見方
「前作を知らないと楽しめないのでは」という心配は、実際に開いてみると数分で解消することが多いものです。心配している時間のほうが長くなりがちで、それが選択肢を狭める形になっています。
シリーズ機と単独機、どちらから始めるかという判断についてはシリーズ機と単独機の記事で扱いました。結論を先に書くと、この観点で選ぶ必要はほとんどありません。
不安が残る場合の確認手順
それでも心配な場合、開く前に次の2点だけ確認すれば十分です。
- その台が目的の台かどうか。筐体の画像とタイトルパネルを見ます。
- 種別がパチンコかパチスロか。機種名の先頭で分かります。
前作の内容は、この2点のどちらにも関係しません。確認すべきなのはいま開こうとしている台が何かであって、その前に何があったかではありません。
よくある質問
1作目から順に遊ぶ必要がありますか
ありません。各台は単独で完結するように作られています。
番号が大きいほど新しい台ですか
シリーズ内の順番を示すことが一般的ですが、命名は作品ごとに異なります。番号だけで時期を断定しないでください。
前作の知識で有利になりますか
演出の情報量は増えますが、遊技の結果に影響する要素ではありません。
「RE:3」のような表記は何ですか
原作側のタイトル表記が機種名に入っている例です。詳しくは該当機種の記事を参照してください。
まとめ
- 前作を知らなくても遊技に支障はありません。1台で完結する作りが通常です。
- 番号は順番と識別のためのものです。
- 知らない場合に減るのは情報量だけで、困る場面は生じません。
- 本当に注意すべきは、目的の台を正しく特定できているかどうかです。
パチンコ・パチスロは18歳になってから。適度に楽しむ遊びです。のめり込みには注意しましょう。