シリーズ機と単独機|最初に選ぶならどちらか
名前に番号が付いた台と、付いていない台。この違いは選ぶときにどれくらい効いてくるのか。探しやすさ、情報の集めやすさ、間違えやすさという3点から、実用的な判断材料として整理しました。
一覧を眺めると、名前に番号や副題が付いた台と、そうでない台があります。この違いは、選ぶときにどれくらい効いてくるのか。前作の知識が必要かという論点は別の記事で扱ったので、こちらでは「選ぶとき」に絞ります。
結論から:遊ぶ体験より、探す手間に差が出ます
先に結論を書きます。遊んでいる最中の体験に大きな差はありません。差が出るのは探す段階です。
シリーズ機は、同じ名前の別の台が存在します。そのため「目的の台にたどり着けているか」を確認する手間が一つ増えます。単独機にはその手間がありません。
ラインナップで見ると
| タイプ | ラインナップの例 | 探すときの注意 |
|---|---|---|
| 番号・副題が付く | L 戦国乙女5 業火を穿つ宿焔の双刃/L スマスロ バイオハザードRE:3/e 吉宗 極乗3000 VER/e カケグルイ 7500 VER | 同名の別の台と取り違えやすい |
| 作品名が中心 | e リコリス・リコイル/e ひきこまり吸血姫の悶々/L 範馬刃牙 | 表記ゆれに注意すれば特定できる |
後者も完全に安全とは限りません。刃牙のように、作品名そのものに複数の表記がある場合は同じ問題が起きます。詳しくは範馬刃牙の記事にあります。
軸1:探しやすさ
単独機のほうが探しやすくなります。作品名を入れれば候補が絞れるためです。
シリーズ機の場合、作品名だけでは複数の台が出ます。そこから番号や副題で絞る作業が必要になります。長い機種名を分解して読む方法は戦国乙女5の記事で扱いました。
軸2:情報の集めやすさ
ここは逆転します。シリーズ機のほうが情報は多い傾向があります。長く続いている作品ほど、解説も蓄積されているためです。
ただし、その情報が「どの台のものか」を確認しないと役に立ちません。前作の解説を今作の話として読んでしまう、という取り違えが起きやすくなります。情報が多いことは、必ずしも有利ではありません。
軸3:間違えやすさ
実務的にいちばん重要な軸です。シリーズ機は、別の台を開いてしまうリスクがあります。
この問題への対処は機種名で検索しても出てこないときの探し方にまとめました。最も確実なのは筐体の画像を読む方法で、必要な語彙は筐体パーツの名前にあります。
では、最初に選ぶならどちらか
ここまでを踏まえた結論です。この軸で選ぶ必要はほとんどありません。
理由は単純で、探す手間の差は一度きりだからです。一度たどり着いてお気に入りに入れてしまえば、次からは同じ問題は起きません。候補の残し方はお気に入りと履歴の記事にあります。
選ぶ基準としては、題材や見た目のほうがはるかに実用的です。観点を整理したい場合は機種選びの記事を参照してください。
「番号が付いている」だけでは判断できません
もう一つ注意点があります。名前に数字が入っていても、それがシリーズの順番とは限りません。「e 吉宗 極乗3000 VER」の「3000」や「e カケグルイ 7500 VER」の「7500」は、シリーズの何作目かを示す数字ではありません。
つまり、数字の有無でシリーズ機かどうかを機械的に判定することはできないということです。「5」のようにシリーズの順番を示す数字と、「7500」のように機種名の一部としての数字が、見た目では区別できません。
判別したい場合は、同じ作品名で別の台が存在するかどうかを確認するのが確実です。一覧の中で同じ作品名を探し、複数あればシリーズとして扱われている可能性が高くなります。一覧の構成はラインナップの見方にまとめました。
初めての1台に選ぶ場合の実務的な手順
この記事の軸で選ぶ必要はないと書きましたが、それでも迷う場合の手順を示しておきます。
- 一覧で気になった台を3つ挙げる。理由は言語化できなくて構いません。
- その3つについて、作品名で一覧内を検索する。同名の別の台があるかを確認します。
- 複数あった場合だけ、どれが目的の台かを確認する。筐体の画像を見るのが確実です。
- 確認できたらお気に入りに入れる。次からこの作業は不要になります。
手間がかかるのは2回目までです。3回目以降は候補リストから開くだけになります。候補の運用はお気に入りと履歴の記事で扱いました。
シリーズが長いことの利点
探す手間という観点では不利に見えるシリーズ機ですが、長く続いていること自体には意味があります。続編が作られてきたということは、その題材に一定の支持があったということです。
これは保証ではありませんし、当サイトは人気や実績を数値で示すことはしません。ただ、選択肢に迷ったときの弱い判断材料としては使えます。まったく手がかりがない状態で選ぶよりは、根拠のある選び方になります。
どちらのタイプも機種一覧に並んでいます。名前を眺めて、同じ作品名が複数あるかどうかを確認してみてください。
編集部の見方
編集部の見方
「シリーズものは初心者には難しそう」という印象は、実際には探す段階の手間を、遊ぶ段階の難しさと混同したものだと考えています。
遊び始めてしまえば差はありません。むしろ、長く続いているシリーズには続いているだけの理由があります。名前の長さで敬遠する必要はない、というのが編集部の立場です。
この記事の使いどころ
ここまでの内容は、選ぶときより探して見つからないときに役立ちます。「検索したのに違う台が出てくる」という状況の多くは、シリーズものであることが原因です。
その場合は、この記事ではなく機種名で検索しても出てこないときの探し方に直接進んでください。原因の型ごとに対処法を整理してあります。
よくある質問
シリーズ機は初心者に向きませんか
そんなことはありません。遊ぶ段階での難しさに差はありません。
番号が大きいほど複雑ですか
番号は順番や識別のためのものです。複雑さを示すものではありません。
単独機のほうが情報が少なくて不安です
当サイトでは各機種の記事を用意しています。数値に関する情報はどちらについても扱いません。
間違えて別の台を開いてしまいました
筐体の画像で確認するのが最も確実です。手順は探し方の記事にあります。
まとめ
- 差が出るのは遊ぶ段階ではなく、探す段階です。
- シリーズ機は情報が多い反面、どの台の情報かの確認が必要です。
- 探す手間は一度きりで、お気に入りに入れれば解消します。
- この軸で選ぶ必要はほとんどありません。題材や見た目で選んでください。
パチンコ・パチスロは18歳になってから。適度に楽しむ遊びです。のめり込みには注意しましょう。