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「CR くるくるぱちんこ ゴールドダルマッシュ H-KX」|原作のない台はどう名付けられるか

機種一覧に「CR くるくるぱちんこ ゴールドダルマッシュ H-KX」という台があります。原作となる作品がない台の名前は、版権機とは違う作られ方をしています。その読み方を整理します。

「CR くるくるぱちんこ ゴールドダルマッシュ H-KX」の機種カード画像。筐体の盤面と機種名が表示されている

機種の一覧に「CR くるくるぱちんこ ゴールドダルマッシュ H-KX」という表記の台があります。ひらがな、カタカナ、英字が混ざり、どの部分が何を指しているのか見当をつけにくい名前です。

この台が他の多くと違うのは、元になった作品が見当たらないという点です。漫画でもアニメでもゲームでもない――そういう台の名前は、版権のある台とは別の作られ方をしています。この記事では、その違いを読み方の面から整理します。

先に結論

名前は「CR」+「くるくるぱちんこ」+「ゴールドダルマッシュ」+「H-KX」の四つに分かれます。先頭が表記、二番目が機種側に付く語、三番目がこの台の固有の名前、末尾が識別子です。

三番目が、版権機でいうところの作品名にあたる位置です。ただし元になった作品がないため、この語自体がこの台のために作られています。

原作のある台とない台

一覧に並ぶ台は、大きく二つに分かれます。既存の作品を題材にしたものと、題材から作られたものです。この違いはオリジナル機と版権機にまとめました。

版権のある台は、作品名を見れば何の話か見当がつきます。知らない作品でも、調べれば原作が出てきます。ところが原作のない台では、名前を調べてもその台しか出てこないという状態になります。これは情報が足りないのではなく、最初からそういう成り立ちだからです。

原作のない台が一覧で埋もれる理由

版権のある台は、作品名で検索されます。作品のファンがその名前を入力するので、自然に見つけられます。原作のない台には、その入り口がありません。名前を知っている人しか名前で探せないという循環になります。

そのため、こうした台は一覧を眺めているときに偶然見つかることが多くなります。目的を持って探すのではなく、通りがかりに目に入るという形です。見つけ方としては受け身ですが、版権機ばかり見ていると出会わない種類の台でもあります。

一覧の並び順を知っておくと、こうした台にも目が届きやすくなります。並びが何を示しているかは機種ラインナップの見方にまとめました。

造語は意味を分解しない

「ゴールドダルマッシュ」のような語は、聞き慣れた言葉を組み合わせて作られているように見えます。そのため分解して意味を読み取りたくなります。

ところが、こうした造語は語感や響きを優先して作られることが多く、分解した意味の合計が台の性質を示すとは限りません。名前から中身を推測する手がかりにはなりません。

同じように造語で作られた名前の読み方は「ゾンビリーバボー 〜絶叫〜 S4-T6」でも扱いました。語呂合わせで作られた名前は、意味ではなく字面として覚えるほうが確実です。

「くるくるぱちんこ」は機種側の語

二番目の「くるくるぱちんこ」は、固有の名前ではなく機種側に付けられた語です。作品名の前に置かれる語がある、という構造は版権機にも共通しています。

この位置に来る語を固有名だと思って検索すると、目的の台にたどり着けません。検索に使うのは三番目の固有の名前だけです。先頭の記号と、その後ろの機種側の語は外します。

記号の意味そのものは機種名の記号に、先頭表記の世代についてはCR・PAという古い表記にまとめてあります。

末尾の「H-KX」は推測しない

末尾の英字は、機種を区別するための識別子です。英単語としては読めず、意味を考えても答えは出ません。

機種名の末尾表記で扱ったとおり、末尾に来るものには性格の違うものが混ざります。意味のある題が来ることもあれば、管理上の記号が来ることもあります。この台のように読めない並びであれば、字面として照合する以外に使い道はありません。

原作がない台を調べるときの限界

版権のある台なら、作品側の情報から演出の背景を知ることができます。原作のない台では、その手がかりがありません。

そのため、調べて出てくる情報はその台そのものについてのものだけになります。情報量が少ないように感じますが、これは台の良し悪しではなく、成り立ちの違いです。

原作の有無による調べ方の違い
項目版権のある台原作のない台
名前の由来作品名から追える台そのものに帰着する
演出の背景作品の知識が助けになる画面で確かめる
事前に知っておくこと任意とくにない

右の列を見ると分かるとおり、原作のない台は予備知識なしで向き合えるという見方もできます。作品を知らないことによる引け目が生じません。

ひらがなが混ざると入力が揺れる

この名前には、ひらがな・カタカナ・英字が同居しています。ひらがなの部分は変換候補が多く、入力の途中で別の語に変換されてしまうことがあります。

とくに「ぱちんこ」のようにカタカナでも書ける語がひらがなで表記されていると、自分が打った表記と一覧側の表記がずれます。一致しない原因がここにあると気づきにくいのが厄介なところです。

表記のゆれで検索が噛み合わない事情は機種名で検索しても出てこないときの探し方にまとめました。ひらがなとカタカナの揺れは、その中でもよくある形です。

一覧で探すときの入力

名前の区切りと検索での扱い
部分内容検索での扱い
CRパチンコ側の先頭表記外す
くるくるぱちんこ機種側に付く語外す
ゴールドダルマッシュこの台の固有の名前これで引く
H-KX識別子最後の確認に使う

造語は一字でも違うと一致しません。長いカタカナの語は、前半だけ入力して候補を出すほうが、全部打って一致しないよりも確実です。

原作のある台とない台がどのくらいの割合で並んでいるかは、機種の一覧ページを見ると分かります。意識して見ないと気づきにくい違いです。

見た目の印象で判断しない

原作のない台は、盤面の見た目から性格を推測したくなります。にぎやかに見える、落ち着いて見える――そうした印象は確かに受け取れます。

ただし見た目の印象と遊技の内容は別です。画像から確実に読み取れるのは、筐体にその名前が印刷されているという事実までです。この線引きは機種カードから読み取れることで扱いました。

この記事で確認していないこと

名前と画像からは判断できない項目
項目この記事での扱い
確率・出玉・スペック記載しない
メーカー・発売時期記載しない
造語の由来推測しない
現在遊べるかどうか記載しない

原作がないことは欠点ではない

版権のある台に比べて情報が少ないと、劣っているように感じることがあります。しかし原作の有無は成り立ちの違いであって、優劣ではありません。調べられる範囲が狭いというだけです。

むしろ、作品を知らないことによる引け目が生じないという利点があります。全員が同じ条件で画面に向かうことになるからです。

まとめ

この名前は表記・機種側の語・固有の名前・識別子の四層に分かれます。三番目が版権機でいう作品名の位置にありますが、元になった作品はなく、この台のために作られた語です。

次に調べても原作が出てこない台に出会ったら、情報が足りないのではなく、そういう成り立ちの台だと考えてみてください。予備知識なしで向き合える台として見ると、印象が変わります。

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